• グッドバイ ポークパイハット 
    (C.ミンガス 作曲)
     ジャズベースの鬼才、チャーリー・ミンガスのブルージーなスローナンバー。和楽器と洋楽器による交流を、各々の音色とリズムの対比でアレンジされている。
  • 鹿の遠音〜ザ・ピーコック
    (琴古流本曲/J.ロールズ 作曲)
     尺八古典曲の中でも最も著名な「鹿の遠音」は、深山で呼び合う鹿を二本の尺八で表した曲であるが、ここではテナーサックスと尺八で演奏されている。曲の冒頭部分を経たあたりで、ジミー・ロールズの「ザ・ピーコック」へと曲は移り変わり、二つの楽器は対の翼となって羽ばたき合う。
  • 月夜のお馬(川村裕司 作曲)
     ある月夜の晩、競うことに疲れ果てた一頭の馬は、不意に崖から飛び降りようとする。闇の中のゴールに向かって。
  • 砂 山 (中山晋平 作曲)
     代表的な日本のうた(童謡)であり、レファソラドの構成音(ペンタトニックスケール)で作られたシンプルな曲である。大正11年に北原白秋により作られた歌詞に対して作曲された。
  • ミステリオーソ (T.モンク 作曲)
     一音づつの掛け合いは、鼓や三絃など日本の伝統音楽においても、その曲の見せ所といったところで駆使される難度の高い奏法である。ここではブルース形式の名曲「ミステリオーソ」を尺八とサックスにより終始一貫して掛け合いで演奏される。
  • オベリベリ〜パルパ(川村裕司 作曲)
     「オベリベリ」とは「美しい川」の意。北海道帯広の語源であり、先住民族のアイヌの人たちにより呼ばれていた地名である。〜「パルパ」はユニット名にもなっているが「あおぐ」という意味であり「風をおこす」といった広義にとらえ、作者にとっても作曲当時の新境地に立ち向かう姿勢が曲名、グループ名となっている。
    この二つの曲は本来独立した曲であるが、ここでは続けて演奏される。
  • ピタタヌンケ(川村裕司 作曲)
     以前、地図をながめていて見つけた山の名前がタイトルになっており、日高山脈から吹く雄大な風が平原を荒々しく、またやさしく吹き抜ける様子が表されている。なお、この山の名は現在の地図には見あたらない。和名化してしまったのか、それとも幻の山であったのか。
  • お彼岸(川村裕司 作曲)
     尺八とサックスの旋律は互いに鏡に映すかのように反転して現れる。全体を通してゆったりとしたテンポで演奏され、その「ほのぼの」とした音空間の中で「想い」は彼岸と此岸を行き来する・・・・・亡き父母へ。
  • イヤイライケレ(川村裕司 作曲)
    「イヤイライケレ」=「ありがとう!」