サンパウロに到着しました。予想通り、税関でつかまりました。
ガリューリョスの出口は、検査が必要な乗客に対して、ランプが点灯し、ブザーが鳴りますが、どうして鳴るのかについてはいろんな説がありました。(1)出口に設置してある探知機が金属類を察知して、ブザーが鳴るという説、(2)怪しい人間を見つけると検査員が鳴らすという説。本日判明いたしました。まさしく彼は手でブザーを鳴らしていました。
出口をくぐろうとすると、私のマックの大きな箱を見て、検査員が私の方へ寄ってきてポルトガル語でいいました。「何が入っているのか?」。私は時間がなかったこともあり、ご丁寧にも、マックを買ったときの箱にそのまま詰めてきましたので、これでは私はコンピュータです、と箱がしゃべっているようななものです。(こんなばかな持ち込み方をする人は普通いないでしょう。私は一種の冒険心からやってしまいました。)その時、見たんです。確かに彼はその手でボタンを押しました。するとビーとブザーが鳴ったのです。
そのまま検査所に入れられ(結構広い所です。)、鞄をすべて開けろといわれました。
「まずい」と思いました。なぜなら私の鞄の中は半分はコンピュータ機材だったからです。いったいいくら取られるのだろう。旅費がすべて吹っ飛ぶかもしれないという不安が頭をよぎりました。
私はポルトガル語がほとんどできませんので、英語で「この機械は私のもので、2年前に買ったものだ。」と説明しましたが、結局1000RS(約11万円)の関税を請求されました。この額は相当値引き?してくれてるといっていましたが、とても払える額ではありません。「こんなに支払うのならこのまま日本へ送り帰したい」(それはできるようです。いくらかかるかは答えてもらえませんでした。)と主張しましたが、言葉の壁にぶつかり、彼の細かい説明が今一歩理解できません。しかたなく、空港に迎えにきているはずの妻を呼ぶことにしました。妻を呼んでいいかと聞くと、ポルトガル語は話せるかと聞かれました。ブラジル人だと答えると、呼びにいっていいとの許可が出たので、一旦手ぶらで出口を出ました。
そこに最愛の妻は、、、、、いませんでした。
なんてこったい。