BOX HOUSE(ニ世帯住戸計画案)

主要用途         二世帯住宅

 延床面積     122,10平米(36,93坪)

地階床面積     17,35平米( 5,24坪)

1階床面積      73,97平米(22,37坪)

2階床面積      30,77平米( 9,30坪)

  階数構造  RC構造プレートラーメン工法


 

設計コンセプト

良好な都市的住宅地としての街並みにおいて、将来においてニ世帯住戸を想定し、現状賃貸住戸になり得る『テラスハウス(住戸A及びBからなる連層長屋)』の計画案である。住戸Aと住戸Bはそれぞれに独立しても成立する住戸であり、それらを一枚の壁で完全に分離させ、且つ一つの『箱』としてまとめ、建築として成立させる計画である。それぞれの住戸に『オリジナリティ』や『プライバシィ』を保ちながらも『奥行感』や『開放感』、『光』や『風』を得る事が出来る様、下記のごとく考えた。

<中庭>

私の建築的テーマである『中庭』をそれぞれの住戸にどう入れ込むかを下記の様に考えた。建物ボリュ−ムを『南』と『北』に2分割し、南側の建物ボリュームとほぼ等しいボリュームの『中庭』を2分割した建物の間に挿入する。それにより、この建物の為だけの『外部(中庭)』を創出する。この『中庭』は全ての部屋の借景となり、通り抜ける視界は『内』と『外』を一体化する。同時に、相互間の『プライバシィ』の確保を確実なものとする。(空間構成参照)

< 空間構成の簡素化>

平面構成や断面構成等、空間構成を簡素化することにより、『プライベート』や『パブリック』等の『ゾーン』の明確化を計る。『中庭』をはさみ、南側を『プライベートゾーン』、北側を『パブリックゾーン』とし、敷地条件や隣接住戸の設置状況に左右されない広がりのあるリビング空間の創出を意図する。更に住戸Bにおいては『スキップフロア方式』を採用し、将来の二世帯対応の際、高齢化による縦動線の移動の簡素化を計る。住戸A,B共に、『中庭』は簡素化された空間に『変化』と『ダイナミズム』を与える。

<光と風>

『中庭』により建築が二分されたことにより、隣接住戸の設置状況に関係なく、住戸A・B共、1・2階の全ての部屋が南面化し、豊かな日照を得る事が出来る。『中庭』を介し、入る『風』は穏やかになり、各部屋に心地よく流れ込む。

 


 

Model

  

 

   

  

 

空間構成

   

 


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