O邸住宅設計コンペ案 |
主要用途 専 用 住 宅
延床面積 128.39平米(38.83坪)
1階床面積 97.71平米(29.55坪)
2階床面積 30.67平米( 9.28坪)
階数構造 2階建木造軸組工法
所 在 地 東京都葛飾区青戸
設計コンセプト
本計画案は東京都葛飾区において、下町でありながらも良好な住宅地に4人家族の住宅建設計画における住宅設計コンペ案である。建築家と施主の出合いの場を提供するサイト『建築WEBコンペ』において、依頼主である施主があらかじめサイトに登録された建築家を3名指名し、その選出された3名の建築家により設計コンペを行う形式において提案した計画案である。都市型住宅としてのオリジナリティと地域性のある空間を造る為、下記のごとく考えた。
<中庭>
建物ボリュームを『南』と『北』に2分割し、南側の建物ボリュームと等しいボリュームの『中庭』を2分割した建物の間に挿入する。それにより、この建物の為だけの『外部(中庭)』を創出する。この『中庭』は全ての部屋の借景となり、通り抜ける視界は『内』と『外』を一体化する。同時に、相互間の『プライバシィ』の確保を確実なものとする。『中庭』より北側に配置されたリビングは、近隣住宅の建設状況に左右されず、ルーフバルコニーから中庭越しの豊かな日照を得る事が出来き、又中庭に設けた『水盤』は近くの『青戸平和記念公園』の水盤をモチーフにし、この住宅の為だけの切取られた空間(中庭)に、水盤が造り出す更なる『ゆらぎ』や『癒し』を意図する。
安らぎを生み出す青戸平和記念公園の水盤
<空間構成・形態の簡素化>
平面構成や断面構成等、空間構成を簡素化することにより、『プライベート』や『パブリック』等の『ゾーン』の明確化を計る。それぞれのゾーンを明確にする事で敷地条件や隣接住戸の設置状況に左右されない『リビング空間』や『プライベートルーム』の創出を意図する。『中庭』は簡素化された空間に『変化』と『ダイナミズム』を与え、又形態を単純化する事により、いかなる施工会社においても、施工精度の安定化を計るものとする。
< 光と風>
『中庭』により建築が二分されたことにより、隣接住戸の設置状況に関係なく、1・2階共に全ての部屋が南面化し、日照を得る事が出来る。『中庭』を介し、入る『風』は穏やかになり、各部屋に心地よく流れ込む。
< 3つのアウターリビング>
環境に左右されないこの住宅の為の外部環境としての『中庭』から『1階ルーフバルコニー』→『2階ルーフバルコニー』へと、高さを変え、空へと向かう更なる開放感を得る事が出来る『装置(アウターリビング)』を設け、3ケ所の高さから視点の違う景観を楽しむ事が出来、更なるリラクゼーションの増幅を意図する。
Model
空間構成
中庭を中心に展開する空間構成であり、中庭は全ての部分からの借景となる(中庭のグレーの部分は水盤)
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