マンションや建売りはどんなものでしょうか?

 住宅供給としての社会的位置付けから申し上げますと、いまや普及率は高く、ディベロッパーや住宅メーカーによるそれは街づくりそのものにも大きく貢献しているといえます。技術革新や情報化社会により、設備や構造、付加価値要素等も充実されつつ有り、一昔前の「マンション」や「建売り」と比べると雲泥の差がある様に思われます。

但し、ここで言う「住宅」はあくまで「既成商品」であると言う事を認識する必要があります。程度の差はありますが、車や家庭電化製品と同様に多少のオプションはあるにせよ、自分の意思とは別なところで造られた「レディメイド商品」であるということです。ですから、その「商品」を購入する者にとっては生活スタイルをその「商品」に合わせるという事になります。

 土地の特性や個人のオリジナリティを具現化する為に設計から始める「住宅」や「建築」づくりとはスタートそのものが大きく異なります。「どちらが良いか否か」、選択の自由はまさに個人の「価値観」によるところとなります。どちらを選ぶにしても「施主」側に決定するだけの知識が必要です。「自分が本当に望んでいる事は何なのか」、「住宅に対してどういう思いがあるのか」等、自らの考えを充分整理し、その上でそれぞれの「長所」や「特徴」を理解し、充分納得するまで「建築家・設計事務所」や「ディベロッパーや住宅メーカー」にヒヤリングをかさねることを薦めます。

検討の結果、マンションや建売りを購入する際は、下記の点にご注意なさる様お薦め致します。

1.単に営業マンのセールストークに惑わされず、信用できるディベロッパーや施工業者であるかどうか判断する。(会社の大小ではなく、過去の実績や現在進行中の物件の確認)

2.アフターサービス体制や管理体制、施工瑕疵の保証(期間や箇所)について充分調査確認をする。

3.購入しようとする物件の施工精度や施工状態の確認(躯体外モデルルームを除く)
  ・床、柱、建具等に傾きがないか(ビー玉や重りを付けた糸等で確認)
  ・基礎や外壁にひび割れがないか、特に見えない部分(床下や天井裏)の状況確認(確認不可能な場合は購入予定物件の現況施工写真の提示をディべロッパーや住宅メーカーに要望すること。)

*ポイント:1.「レディメイド」と「オーダーメイド」の違いを理解しよう
      2.マンションや建売購入の際は見えない部分に充分、ご注意を!



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