これが当写真館のメインテーマであるはずなのに、これまで撮影した891枚(1998/09/23現在)ものデジカメ写真の中には、これと言って展示に値するような作品はないことがわかって館長はがっかりである。なんでなの〜? もう! しかし、その代わりと言ってはナンですが、展望室より関門海峡のパノラマがお楽しみいただけます。また特別展にて海峡横断をテーマとした作品数点を展示しております。そちらも合わせてご覧ください。結局そっちを優先して写真を使ったから、その残りがここに吹き寄せられてるってことかぁ〜 ふ〜ん。
だけど本当に海峡を実感できるのは関門橋を渡るときなのです。あぁ今海の上なんだ、海峡を渡ってるんだと思うと興奮してゾクゾクします。そのときの私の頭の中には日本地図の中国地方と九州地方が鮮明に浮かんでいて、両者の接点の関門に現在地を示す赤い丸印が張り付いているという具合です。どなたか浅葱を車に乗せて橋を渡ってください。そしたら写真が撮れます。いくらこの怖いもの知らずの館長でも、高速道路である関門橋を自分で運転して渡りながらシャッターボタンを押すというマネはできません。
下関は平地が少ない町で、市内には小さな山や丘がいくつもあります。高いところから景色を見るには非常に便利な地形であると言えましょう。中でも瀬戸内海国立公園の西の外れの飛び地「火の山」は一番のお勧めです。ここは海岸線を通る国道9号線と火の山登山道がぶつかる三叉路です。前方に関門橋が見えますように、浅葱は今、海を前に山を後ろに立っています。国道通行中の車の列が写っていますが左端の車はまさに火の山側に左折しようとしています。1998/01/31 (44KB)
山頂(268m)までのコースは3つです。遊歩道を歩く、ロープウェーに乗る、車で有料道路(山頂の駐車場代を含んで普通車400円)を上る、です。ロープウェー乗り場まで来ました。ちょっと海を見てみましょう。この写真は関門橋より東側の様子です。橋は右手になります。ここはまだ低いので景色は良くありません。1998/01/31 (37KB)
上の写真の位置から少し右(西)に移動しました。関門橋が見えます。しかし時間が悪くて真っ正面の逆光ですね。晴天の午後早い時間なのに、まるで夕方みたいです。こればかりは館長にもどうにもできない。しかし今日のところはこれで退散です。今から美術館に行くもん。1998/01/31 (39KB)
日を改めて夕刻山頂まで上りました。山頂には戸外の展望所もありますが、一番高いのは3階建ての展望室に上がることです。ただし窓ガラス越しに見ることになります。この写真は関門橋より東側です。橋は右手になります。正面の陸地は北九州市門司区の北端で、これより東は海峡の幅が急に広くなって海が開けます。それが周防灘(すおうなだ)つまり瀬戸内海です。関門橋より東側で、周防灘が始まる手前までの海域を特に「早鞆(はやとも)の瀬戸」と呼びます。1998/08/05 (24KB)
海峡の幅が六百数十メートルと最も狭くなっている部分に関門橋がかかっています。いくら泳ぎの得意なあなたでもこの海峡を泳いで横断するのは至難の業です。一日2回潮流の向きが変わりますし、流れは最大 ノットにもなります。源平の壇ノ浦の合戦では、この潮流のために勝負が大逆転したのではないかというくらいです。おまけにたくさんの船が行き来していますし(館長は以前1日700隻と聞いていたが、最近では1,000隻とのことである)その間を縫って海を渡る関門連絡船も基本的に毎時3便出ています。どうしても自分の足で渡りたいあなたは関門人道トンネル(無料)を通ってください。ただし1998年12月4日までは工事のため車道も含めて全面通行止めです。関門橋経由の代替えバスが出ています。1998/08/05 (26KB)
視線をぐるっと右に移動して、これは下関の市街地の向こう側、西側です。見えている海は響灘(ひびきなだ)つまり日本海で、もうじき日が沈もうかというところです。手前の陸地はもちろん下関本土で、前方になんとなく見えるのは(見える?)は九州本土、その間に平たいと言うか左右に細長く島が写っているはずなのですけど、それが彦島と彦島の西端にくっついている竹の子島です。右手の海に浮かんでいるのは六連島。こんな写真にそんな説明じゃ〜全然わからんと言うお客さんは下関に来なさい。館長がご案内いたします。
また日を改めて、今度は館長が海を渡って九州側にやって来ました。北九州市門司区西海岸の岸壁から関門橋を見ています。この角度では海峡は斜めになって左後方(響灘方向)から右前方(周防灘方向)に横たわっています。左手の小高くなっているのが火の山、右手は門司のめかり山です。天気も良く太陽を背中に受けているので、今回はきれいな写真が取れたと思っています。1998/09/23 (30KB)
上の写真から視線を左(西:響灘方向)に移しました。下関市街です。左端に見えるひときわ高い建物が海峡ゆめタワーで、てっぺんの球状の展望室の高さは地上143mで西日本一です。中央付近が開発中の「あるかぽーと下関」、右端は唐戸〜赤間町付近で関門連絡船の発着する桟橋があるところです。1998/09/23 (25KB)
何年後のことなのか、それとも本当にできるのかどうかも館長は知らないのですが、火の山とめかり山を結んで海峡を渡るロープウェーを作ろうという話をたまに耳にします。早く出来たら良いのになぁ〜