ホール VS 開店プロ

新装開店で出す店が多いのですが、開店プロに持っていかれるだけでは意味がありません。常連にサービスをするのが一番です。ホールが開店プロ対策をする一方で開店プロはどのように対応してきたか?開店プロとホールのいたちごっこを書きます。

1.地元優先

新聞のチラシに整理券を印刷する場合があります。こうなると遠方の開店プロは打てないのですが、少し要領のいい人ならば人より早くホールに行きます。運が良かったら新聞のチラシを貼っている事があります。このチラシをいただきです。当然ホールにバレますので、翌日にはムチャクチャ高い位置に貼り付けてありました。でもよじ登って取っていました。3日目にはチラシに「見本」とマジックでしっかり書かれていました。(笑)

こうなってしまうと開店プロは打てないと思うのですが、開店プロだって負けてはいません。地元のタバコ屋に「新聞のチラシを分けてくれないか?」とかき集めます。1枚や2枚くらいならこの方法で集まるのですが、開店プロ軍団ともなるとかなりの枚数が必要です。ついに開店プロは営業マンに変身!地元の民家に「恐れ入ります。もしよろしければ新聞のチラシをわけてもらえないでしょうか?」等と片っ端から営業していました。

2.会員優先

新装当日に会員優先にするホールですが、開店プロも会員になろうとします。ホールにとっては開店の時にしか来ない人は会員になってほしくないので「他府県の方は入会できません」、「新装&感謝祭〜1週間は会員募集はしていません」といった対応を。これでほとんどの開店プロ人は入会できません。が、悪知恵が働く人はいるものです。知人に名前を借りたりするのは序の口。達人はホール近辺の電柱を見て住所を暗記。○○ハイツ503号とデタラメな住所で会員登録。「DMを希望しますか?」の質問には当然「希望しない」に。これで会員証持参の方優先のホールで打てます。

(注意)絶対にマネしてはいけません。

3.会社員優先

これは某工業地域に隣接するホールで起きた話です。6時開店の新装ですが「サラリーマン優先」といった入場方法を。スーツの人、作業服の人優先で入場。開店プロも負けてはいません。作業服はいつも車に積んでいます。このような対策を取られると近くの喫茶店で着替えてから並びます。迷惑なのは喫茶店です。狭い喫茶店に10人くらい派手なブランド物のシャツ&金のネックレス&金のブレスレット&携帯電話といった人たちが押し寄せ、全員「コーヒー」だけ注文。順番にトイレで着替えます。喫茶店はコーヒーでも売り上げアップにつながるからいいかもしれません。一番迷惑なのは他の客でしょう。

4.逆イカサマ抽選

整理券配布時に抽選を行うのですが、一般的な棒(箸を引くタイプ)方式の時です。開店プロも集団で押し寄せているので「当たりを引いた人は棒にツメの型を入れる」といった談合を。するとある時突然当たりばっかり出るようになったのでホールにバレたようです。次回から金属の棒に変わったようです。

他にも新しいいたちごっこがあればまた公開します。


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