メモリー

つい今し方 眠っていた筈の
僕の脳味噌
目覚めたばかりの 皺苦茶の脳味噌が
まだ苦茶苦茶のまま
隅に放り捨てられた紙屑のように
伸ばしても伸ばしても
どうしても皺が伸び切らないまま
記憶の中から
その形状を忘れ切れないでいる
抑圧
完全に記憶を葬り去れたらいいのに