同級生
病院の独特の雰囲気
薄暗い病室のベッドの上に
彼は横たわっていた
小学時代からの同級生
ケンカもしたけれど
よく家にも遊びに行った
「関係ないね」が彼の口癖
『彼が入院している』と
これも同級生からのメールで知らされた
別れ際に交わした握手
柔道五段にしては弱まった彼の握りに
僕は空元気の声をかける
「早う元気になれよ!」
僕は初めて彼を泣かしていた