航空自衛隊生徒とは
- 科学技術の進歩が著しい現代、自衛隊の優れた最新装備を扱うためには、特に優れた若い人たちの知識と技能が必要となる。このような観点から、専門技術者としての空曹を養成するために、若い中学校卒業者を対象とした制度。
- この制度は、1955年に発足し、これまで多くの自衛隊生徒出身者が、部隊等で活躍している。
- 給与・手当を支給されながら教育を受けられる魅力的な制度
- 航空自衛隊:航空教育隊 (埼玉県熊谷市)
教育課程等
- 自衛隊生徒教育に加えて、入隊と同時に下記の高等学校の通信制課程に入学することにより、これらの高等学校の単位を修得し、生徒課程終了時には、高等学校の卒業資格を取得できる。
- 航空自衛隊:私立科学技術学園高等学校
- 規則正しい団体生活、スポーツ活動や訓練を通じて、知・徳・体のバランスのとれた、バイタリティに富む若人を育成
- コンピュータ教育・通信電子技術分野等の教育設備を充実
将来の進路等
- 入隊と同時に3等空士に任命され「特別職国家公務員」として、給与・年金等の生活基盤を生涯にわたって保証
- 4年の生徒課程の間に2士、1士、士長と昇任し、教育終了時3等空曹に昇任する。
- 19歳から20歳で3曹に昇任し、生徒課程卒業の先輩の多くは、航空自衛隊の中核として、あるいは幹部自衛官として活躍中
- 防衛大学校、航空学生等の採用試験に合格する先輩もいる。
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