![]()
Memories ここでは日々のなかで気付いたことをなどを載せてゆきます。
2010年 [蝶/上毛新聞9月4日土曜日]9月1日 きょうから9月。でも暑い。麦茶とスポーツドリンクを交互に飲んで 熱中症対策をしています。 家の近くの道を歩いていたら、蝶のプリントされた背中がすっすっと 歩いて私を抜いていった。背中に羽根がある。背中を蝶が押している。 9月4日土曜日の群馬県の新聞、上毛新聞に『飛手の空、透ける街』について インタビューされた記事が掲載されます。群馬県の方、いらしたら、 ご覧ください。 「詩の女子トーク」の準備で、清水あすかさんと、鳥居万由美さんの詩集 を読んでます。二人にはお目にかかったことがない。清水あすかさんは 八丈島に住んでいらっしゃるらしい。 これから新井豊美さん、杉本真維子さん、三角みづ紀さんの詩集も読まねば。 [草取り/詩集のこと]
8月21日 草がすぐに伸びてしまう。室外機を傷めないように草取りをしていたら 草を引き抜いた後には、焦げ茶の細いカマキリがいたり蟻や抜かれた草の根 のそばの土で焦っていたり、コンクリートには、ストッキングのような 土蜘蛛の巣が並んでいた。 小島きみ子さんがブログ「ポイエーシス」の8月7日で詩集を紹介してくれました。 林カケ子の新刊番台 (WEB本の雑誌)で詩集を取り上げていただいてました。 楽天ブックスのこんなところにも 詩集が載ってました。 ツイッターでは山田兼士さんがつぶやいてくださいました。 「北爪満喜詩集『飛手の空、透ける街』寸感。全18篇がまるで一つ一つの短編映像のように 視覚鮮やかな作品群。ただし、この世界は映像では創れない。あくまで言葉の喚起力のみが 果たせるイメージ世界なのだ。両手をコピーした紙の蝶がトーキョーの空を飛翔して行く 「飛手」などは詩を読む快楽そのもの。」 [詩のイベントのお知らせ] つづけて観音崎の朝陽です。
![]()
8月18日 女友達が、海の朝陽を気に入ってくれたので、再度。すっかり明けてきた海です。 9月のイベント。 19日の詩の女子トークにでます。 どうぞよろしくお願いします。 詩の小径をたずねて〜辻征夫から2010年代の詩まで〜 ●9/18土、19日、20月祝 1部 14:00-16:00 2部 16:30-18:30 (以降、懇親会あり) 葉月ホールハウス(JR西荻窪20分 善福寺公園前) [18日] 1部「『コルカタ』をめぐって」 出演=小池昌代、松下育男 2部「初心者のための詩の書き方」 出演=松下育男 ほか [19日] 1部「詩の女子トーク――詩をとどける、詩をひろめる」 出演=新井豊美、北爪満喜、杉本真維子、三角みづ紀、清水あすか 鳥居万由美 2部「辻征夫の肖像」 出演=井川博年、辻憲、久谷雉 [20日] 1部「『明示と暗示』『露光』「語調のために」をめぐって」 出演=廿楽順治、杉本真維子、阿部嘉昭、白井明大 ほか 2部「詩の小径をたずねて」 出演=江代充、高貝弘也、貞久秀紀 料金=2,000円(+1drink)通し券割引あり 問合・申込=0120‐829‐198(同廊) 詳細はhttp://hazukihh.exblog.jp/ 主催:musa-ogi poiet(白井明大) [観音崎の夕陽と朝陽] 暑さのお見舞い申しあげます。 観音崎の夕陽です。
観音崎の朝陽です。
8月17日 この暑さは、ひどいですね。私は多和田葉子の新作『尼僧とキューピッドの弓』を読んで 乗りこえてます。やっぱり面白いです。豊かで円熟した、それていて驚きのある言葉が いっぱい。群像の9月号には多和田さんと小野政嗣氏の対談も出ていて会わせて二倍楽しいです。 [シロ。シエスタ]
8月14日 薄曇りの日は、朝顔が昼になっても咲いていることができるらしい。 シロは、昼寝。朝顔の蔓がもう少しでシロのしっぽにくるりん、と巻き付きそう。 くるりんとカーブする蔓は、楽しそうでスペインのカサ・ミラの波の揺れを生かした 建物のくるりんとした手摺りなどを思いおこさせる。だからシロの眠りはシエスタ。
バッタが飛んでました。トンボがすいすい飛んでました。 草が枯れそうなまま密生してました。夏の実家。 久しぶりに、窓を開け、掃除をして、水を水道から流して 濁りをなくし、家の中でミイラになっていた大きな蜂を捨てる。 壁にかかっているフラワーパークでの花に囲まれた父母の写真はそのままに。 ラップのかかった文机の上のティディ・ベアもそのままに。 汗まみれで、カギをかけ、またくるね、とつぶやいて、一つ何かの扉を閉じ ました。 [装幀の島田さんと打ち上げ]
8月7日 詩集『飛手の空、透ける街』の装幀をしてくれたデザイナーの島田薫さん(左)と 島田さんを紹介してくれたデザイナーの広田早智子さん(右)と打ち上げをしました。 広田さんは銀座の通路の詩のデザインをしてくれた人で、二人は杉浦康平事務所つながり。 表紙の写真や章扉の写真は島田さんがいなければうまれてこなかったものです。 本文組のところから、何度も見本を作ってくれて、ほんとうに丁寧なフォローに感謝 してます。島田さんは杉浦康平事務所から独立してフリーのデザイナーになってます。 打ち上げは自由が丘のイタリアンレストラン「オステリアヒデ」でおいしいランチを いただきました。凝った前菜や珍しいデザート、コーヒーもついて飲み物も注文した のにこのお値段。お得感いっぱいでした。マスターと一緒に記念撮影。 そんななか広田さんは、シリアとレバノンを女友達と二人で個人旅行したと言って私たちを驚かせます。 ・・・島田さん。ほんとうにありがとう。何度も何度も何パターンも作ってくれて。 いろいろ詩からアイデアを考えてくれて。紆余曲折とはこのことでしたね。 とにかく出来上がってほっとしました。
[8/1 to home]
![]()
sunset is beautiful. [横須賀 猿島で]
![]()
8月2日 横須賀の三笠桟橋から船で10分。猿島へゆきました。もちろん私は散策でビーチは眺めた だけ。でもみんなとても楽しそうでみているだけで気分が明るくなりました。 そして、海の家の硝子に映った女子達のひとコマ。ほんとうに素敵な場面でぐっときます。 どこか懐かしく、女友達と海でこんなふうに遊んだことがあったなぁ、と。 [上空の空/カップの雫/7月の世田谷線]
7月23日 去年の夏に見えた雲が 光になって いまここへやってきた ずっと一年もの間 パソコンのハードディスクの中で あの雲は情報になって眠っていた パリへ向っていた機内の 乾いた空気が こんどは私のヒフに呼び覚まされ のどがひどく乾いてくる 機内の空気は じゃあ私のどこでどんなふうに 眠っていたのだろう
夏には詩誌たちが集まる両国 会場で話したり 買ったり 読んだり 聴いたり 売り子をしながら 詩と作者の混じりあう交差点の渦に飲み込まれて みたされて疲れ 小さな打ち上げをしたあと ふらふらと 帰りの電車に乗った 途中で乗り換えて これで渋谷までゆけると安心 バッグの中のきょう出会った詩誌を読みはじめる 引きこまれて 電車は走って なにか長いような気がして 気付いたら 蒲田 だった カマタって! なぜ渋谷じゃないの! もう終電近く 渋谷から乗り換える私は 何に乗り換えたら家へ帰れるか焦って 駆け出すと改札を抜け 夜の蒲田に出てしまった 非現実の蒲田 この前 蒲田派 朗読会で 詩を読んだり夜の月を映したから 蒲田に覚えられ 呼び寄せられてしまったのかと はっとする そうだ蒲田派朗読会のあと多摩川線に乗ったのだ 思い出して ダッシュ ホームに泊まっていた車両へ駆け込んだ
世田谷線を見下ろせる 高層ビルのキャロットタワーの展望台に ときどき 息をつきにくる 空へ向けて 何を放ろう 地へ向けて どう頷こう 視線が大きくゆさぶられる そのなかをオモチャのような世田谷線の車両が 行き来する [7/17のシロ・環状7号線・住宅街で]
7月17日 きょうは暑かった。梅雨明けの照りつける陽差しがつよくて、 肌がひりひりする。シロはコンクリートにひっついて涼をとっていた。 昨日は夜になって義母と送り火を焚いて、先祖の霊を見送ったのだけど 見送ってからなにかしんとした感じがあって、やっぱりたくさん 来ていたのかも知れないと思った。 環七ももう夏空。魚のような雲が泳いでいるように見えるのは 冷たい水中をイメージしたくなったからかもしれない。汗が 髪からしたたりおちる。 明日は、もっと夏らしくなるらしい。 ベンズ・カフェは夕方からだからなんとかパワーを保って 行けると思います。 みまさま、お待ちしてます。 オープンマイク、ぜひご参加ください。 詩を読んで聞いて暑さをのりこえましょう。
![]()
[7/15の月 7/16の月] 7/15の月
7/16の月
7月16日 新月のすぐあとの15日の月は三機の飛行機とともに視界にはいってきました。 きょう16日の月はいつも通る横断歩道を過ぎたところで、汗を拭いたあと視界に入りました。 少しづつ膨らむ上弦の月。ここ数日間は晴れるから見つけられそうです。 [ポエケット風景]
![]()
7月13日 「もーあしび」や個人の詩集やたくさん売れて帰りは身軽でした。 会いたかった詩人や懐かしい面々に再会し、売り子をしたり、お茶して 詩のことを話したり、打ち合わせをしたり、とても充実してました。 いつも開催に当たって、ご努力してくださるヤリタミサコさんや 川江一二三さんに感謝です。 [ベンズ・カフェ 7/18 月写真上映+朗読]
高田馬場のベンズ・カフェ。みなさんいらしてください。 お待ちしてます。 主宰者の 服部 剛さんよりお知らせです。 7月18日(日)は「笑いと涙のぽえとりー劇場」です。 僕等それぞれの笑いと涙の日々を、詩の言葉を通じて語りあい、 僕等の心と心をつなぐ月に1度のかけがえのない詩の夜を、共にすごしましょう。 ゲストは現代詩でも実績と実力のある詩人の北爪満喜さんです。 詩の世界とは何なのか?考える有意義なひと時となるでしょうから、ぜひお越しください。 「ぽえとりー劇場」は皆さんの言葉にふれる・味わう・耳を澄ます朗読会です。 朗読する5分はあなたが主役です。 それぞれが自分らしい花を咲かせる詩的空間で過ごしましょう。 1人の持ち時間は朗読前のトークを含め5分で詩を1編か2篇、 朗読する詩にテーマはなく自由です。 あなた1人で来るのも、興味ありそうな友達と来るのも大歓迎。 ※お客様としての参加も歓迎です。 ※開演の18時30分迄にお越し下さい ※入場無料(店内のドリンク・フードを要オーダー) ※会場の電話番号と地図 お問い合わせは gouhattori@yahoo.co.jp 迄お願いします。 [詩 「あの光る海の波というのは」] 7月8日 あの光る海の波というのは 北爪満喜 梅雨に閉ざされる前の晴れ間 海岸の駅に着いた 土産物屋の前を歩いて 古い旅館や料理屋を通り過ぎると 街並みの合間に まばゆい光が 海面いっぱいに広がって ちかちかと目を差してくる まぶしくて 痛い 光が 眼球を抜けて 痛みから痛みへ続く溝へ 繋がってしまう まぶしいのに暗闇へ ひび割れながら 海岸へと交差点をわたる私に 今 いるのは 昨日隣り合った 短い白衣を着た女の人 の仕草 昼のカフェで 荷物を置いて休む私の 隣で 空のコーヒーカップを前に うつむいて 同じ姿勢で ときどき指先で涙をぬぐっていた どこで働いている人だろう 食品売り場の人だろうか 女の人のテーブルは丸く 私のテーブルは四角く 黙ったまま隣り合って 女の人の指先が 繰り返し涙をすくい続けるのを感じていた 染みこんで ここにはない なま暖かい雫が 指先を這ってくる 話し声が聞こえる しなければいけない これをしなければ 重く押しつけられてゆき 椅子の底が抜け 溝へ 流れ込んでしまう あのときもあのときも 手の指で雫を払った 顔を伏せないのは 涙を払うのは 短い休憩時間が終わるから 海岸につくと 真昼の岩場は明るくて 潮だまりで小ガニが歩いていたり 岩に張り付いた貝が爪のような先端を閉じて硬く眠っていたり ざわざわと無数のフナムシが岩の隙間に走り込んで きらきらと押し寄せる波から逃げていたりする フナムシの消えていった岩の隙間につぎつぎ打ち寄せる波を見ていると 波の音に ぼんやりして たえまなく打ち寄せては引く海水が 皮膚の下の闇の溝を 洗っているのに気付いた 短い白衣の女の人は 顔をあげ 丸いテーブルから離れていった 闇の中から 私も顔をあげる 波が岩に当たって砕ける 泡だって波が引いてゆく 洗われて 岩が光っている [6月17日 海岸]
![]()
![]()
これまでのまでのMemories 2010年1月 2010年2月 2010年3月 2010年4月 2010年5月 2010年6月
2009年1月 2009年2月 2009年3月 2009年4月 2009年5月 2009年6月 2009年7月 2009年8月 2009年9月 2009年10月 2009年11月 2009年12月
2008年1月 2008年2月 2008年3月 2008年4月 2008年5月 2008年6月 2008年7月 2008年8月 2008年9月 2008年10月 2008年11月 2008年12月
2007年1月 2007年2月 2007年3月 2007年4月 2007年5月 2007年6月 2007年7月 2007年8月 2007年9月 2007年10月 2007年11月 2007年12月
2006年1月 2006年2月 2006年3月 2006年4月 2006年5月 2006年6月 2006年7月 2006年8月 2006年9月 2006年10月 2006年11月 2006年12月
2005年1月 2005年2月 2005年3月 2005年4月 2005年5月 2005年6月 2005年7月 2005年8月 2005年9月 2005年10月 2005年11月 2005年12月
2004年1月 2004年2月 2004年3月 2004年4月 2004年5月 2004年6月 2004年7月 2004年8月 2004年9月 2004年10月 2004年11月 2004年12月
2003年1月 2003年2月 2003年3月 2003年4月 2003年5月 2003年6月 2003年7月 2003年8月 2003年9月 2003年10月 2003年11月 2003年12月