メモリーズへ

2013年9月分 

[まるく灯ると月]





9月30日

なかにか更新ができませんでしたが、容量を減らしたことで
また更新を再開できそうです。

少し前の月は丸い光の反射とともにあった。
夜空にさまざまな光は走っていて、ふと指先で灯る。



[お知らせ]

9月29日

メモリーズのデーターから2003年と2004年のデーターを外しました。

[空 月]


9月12日

もう9月になってしまった。8月にミケが姿をみせなくなってから長い日々が過ぎている。
一度、夢を見た。巨大な植木鉢が空になっていて、のぞき込むと、土埃を積もらせた動物
が少し背を丸めて二匹入っていた。動かないが、どうみても猫だ。これは、とはっとして、
ミケと呼ぶと、土埃に覆われた前足が少しうごき、頭がかすかに上がった。三毛の毛並が
みえたから、やっぱりミケだと思った。ミケは生き返ろうとしてくれたようだ、と思えた瞬間
夢から覚めてしまった。



●お知らせ
共同通信コラム「詩はいま」に 絹川早苗詩集『みなとから みなもとへ』(花梨社) 
現代詩文庫201『蜂飼耳詩集』、202『岸田将幸詩集』(思潮社)について書きました。
地域の新聞に配信されましたらよろしくお願いします。
今回は編集担当さんから岡井さん文月さんはこちらで取材するので
重ならないようにとのことでした。




[青 空 青 花]





9月9日

さっきまで黄色い広告の文字を見ていた。赤い看板の色を見ていた。
歩く足元は灰色のアスファルト。私はいつも黒い靴。
部屋の床は薄い茶色。それでも、どこかで感じているのは見てはいないけれど青。




[登る彼女 昇る月]









9月5日

いつも歩道橋を渡ってあの場所へ行った。
歩道橋を行くときは目的があるから気分が楽になる。登って渡って向こうへ降りる。
それだけだし、ちょっと街を見下ろせる。川じゃなくても車が流れていて、やっぱり
橋のわくわくがある。


●お知らせ
第18回高崎ストリートライヴ「詩は眠らない」

【ヴィジュアルポエトリー】に詩と組写真で参加します! 一ヶ月間ありますのでぜひお寄りください。
高崎駅からすぐです。カフェ「あすなろ」。

9月14日(土)〜10月13日(日)
開催時間 PM12:00〜PM9:00(月曜定休日)
内容 詩人の造形作品の展示
出展者 新井頴子・新井隆人・岸本美奈子・北爪満喜・國峰照子・関口将夫・田名部ひろし・支倉隆子・濱條智里・森郁男
開催場所 あすなろ 電話027-384-2386
〒370-0827 群馬県高崎市鞘町73
入場料 無料


【ことばのパフォーマンス】に詩の朗読をパントマイムとのコラボで参加します!  22日の一日だけです!
 9月22日(日)PM4:00〜5:30
出演者 新井啓子・北爪満喜/ちゅうサン(パントマイム)・くぽんぽん(新井隆人+國崎理嘉)・関口将夫・橘上
開催場所 cafeあすなろ 電話027-384-2386
〒370-0827 群馬県高崎市鞘町73 2F
入場料 無料(コーヒー代350円が必要です)

主催 高崎ストリートライヴ実行委員会
電話 027-322-5959(述章堂内)
協力 高崎中部名店街、あすなろ



◎お知らせ
先日、銀座三丁目の詩と写真を搬入しました。
第11回の作品は、詩「with book  2011年7月」と組写真7枚です。

銀座4丁目交差点から徒歩5分ほどです。ぜひお寄りください。
通路なので朝9時から夜12時まで入れます。


○お知らせ
神奈川大学評論第72号「特集ーアジア新世紀」で詩「Bridge」を書きました。
通過する車窓から飛行機が空にオリンピックの五輪を描いているのを見たと語った祖母の声や、
母の声が降ってきて「生キ延ビテ」と娘に叫んでいるように届き、橋の鉄骨のように支えるという詩。