雑木林に囲まれた南斜面のきつい傾斜地 450坪。
当初の設計は傾斜地における一つの解決策として高基礎の上に木造二階を乗せた案を考えるが
せっかく広い敷地に塔状に住むこともないと思い、平屋建てで考え直す。
敷地を造成するつもりはなく、30坪近い平屋建てとなると
接する地盤が高いところと低いところで3m以上の差がでてしまう。
そこで わける-まげる-ずらす-かこう
1.居間棟(居間・食堂・台所)と寝室棟(寝室・風呂・トイレ)のふたつに”わける”。
二棟の間を行き来する度に外の自然を感じます(寒いけど・・ついきれいな星空をながめて湯冷め、温泉気分)。
2.それぞれを二間半×五間、12.5坪の同じ大きさにして傾斜の緩やかな場所を選び角度をつけ”まげる”
二棟に角度をつけた事で出来た外デッキの裏側の小さな三角形部分は物干しや外流し・物置など裏方スペースになりました。
3.傾斜にあわせ二棟の高低差を1メートル”ずらす”。
二棟を行き来する外デッキの部分は、跳ね出した軒が重なっているので雨の日でもそれほど濡れずにすみます。
4.二棟の間に外デッキを”かこう”。
外デッキは傾斜地に平らな遊びの床を生み出してくれました。バーベキューなどはここでやります。

