REASON TO BE CHEERFUL


今回はベスト盤で・・・ なんともほのぼのさせられるこの1枚
Ian Dury → Sex and Drugs and Rock 'n' Roll → 過激
なんてイメージを抱きがちでしたが、選曲もよく気分を楽にさせてくれるアルバムです。 ただ緩いのではなく、緊張させたり、揺さぶったり、弾んだり、して、心の緊張を 解いてくれるようです。、 アルバムタイトルの「しあわせな気分(陽気な理由)」まさしく! (ただ、このタイトル単なる「しあわせ」ではなさそうですが、私の理解力不足で詳しくは記せなく残念です。 このタイトルと同名のSF短編小説をグレッグ・イーガンというオーストラリアの作家が書いています。グレッグ・イーガンについては また、どこかで紹介させていただこうと思ってます。小説「Reasons to Be Cheerful」ですが、これも少々難しく・・・ 「しあわせと感じるのは脳内の分泌物に影響される」みたいなことを主題に書かれていたようですが、主人公はその分泌量を調節したりできるようなことができる お話になっていたことから、結局、「しあわせ」は考え方によるのではないかと私は個人的に理解してしまいましたが、これは、私が少し前向きに考えてしまっただけかもしれません。)

収録曲の何曲かにサックス入りの曲があり、その部分では、癒されます。 特に「Reasons to Be Cheerful, Pt. 3」のサックス心地よい!ジェットストリームでブラジルに飛んでいきそうです。
「Crippled With Nerves」では心を締め付けられ、思わず涙がこぼれてしまいました。

このタイトルのベスト盤は曲違いジャケ違いなど何種類か発売されており、ここで紹介しているのは 1999年Repertoireから出されたもので、Ian Dury自身による全曲解説入りの ブックレット付です。
また、そのブックレットには、「THE IAN DURY STORY」という生い立ちからの 話が記されています。 1942年5月12日 エセックスで生まれ 7歳でポリオに侵され、体が不自由になり 9歳で特別な学校に送られ、・・・

Disc: 1
1. Sex & Drugs & Rock & Roll
2. Wake Up and Make Love With Me
3. Hit Me With Your Rhythm Stick
4. Reasons to Be Cheerful, Pt. 3
5. I Want to Be Straight
6. Superman's Big Sister
7. What a Waste!
8. Sweet Gene Vincent
9. Profoundly in Love With Pandora
10. Rough Kids
11. You're More Than Fair
12. Billy Bentley (Promenades Himself in London)
13. Pam's Moods
14. Upminster Kid
15. Roadette Song
16. Pam's Moods 2
17. Call-Up
18. Crippled With Nerves
19. Mumble Rumble and the Cocktail Rock
20. Billericay Dickie
21. I'm Partial to Your Abracadabra
22. Blockheads

Disc: 2
1. Waiting for Your Taxi
2. This Is What We Find
3. Dance of the Crackpots
4. Hey, Hey, Take Me Away
5. Funky Disco (Pops)
6. Body Song
7. Spasticus (Autisticus)
8. You're My Inspiration
9. Really Glad You Came
10. Apples
11. England's Glory
12. Clevor Trever
13. Plaistow Patricia
14. If I Was With a Woman
15. Inbetweenies
16. O'Donegal
17. Poo-Poo in the Prawn
18. D'Orine the Cow