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vol. 145 また 山手洋館散歩   こんな所へ行って参りました  東京、横浜周辺の、B級地域情報 神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木も紹介します

vol. 145     また  山手洋館散歩

今回の目的地は

                 山手  洋館散歩

です。

これまでも幾つもの洋館を紹介しましたが、山手にはまだまだ洋館があるんです。
また、洋館の先に見つけたちょっと違った風景とは。

今回はそんな山手洋館散歩へまたまた行って参りました。



     また汐汲坂

今回は中華街方面から山手を目指します。
中華街から橋を渡ると元町です、でもこの川は上に高速道路が通っていて何か薄暗いです、都会なので水も綺麗じゃないですね。

橋を渡ると元町の裏通りです、実はこの裏通りがすきなんですよね、何となく落ち着くんです。元町の通りはすぐそこです、また少し行くと坂になっています、汐汲坂です。

前回紹介した汐汲坂は思ったより急な坂です、真っ直ぐなのでなおさらそう思うのかも。




     荻野アンナって

汐汲坂を上りきった所の左側に何やら文字が書かれた案内板の様な物がありました。
何だろうと思ってみてみると、山手のことが書いてあるのですが、良く読むと荻野アンナの出生に付いて書いてありました、それも自分で。

自分の本ならともかく、こんな公道に自分の出生に付いて書くなんて凄いと思いました。私なら恥ずかしくて出来ませんが。
興味のある人は読んでみて下さい、荻野アンナってタレントだと思ってたんですが本業は違うみたいですね。




     エリスマン邸

水色っぽいグレーに塗られた外壁で元町公園の木立の中にひっそりと建つエリスマン邸は、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅として、大正15年に建てられました。

周りにはエリスマン邸を写生している人達がいたりして凄く落ち着いた雰囲気ですね、木立の中にあるのでそう感じるのでしょうか。

この辺りには、えの木ていなど幾つもの洋館が密集しています。



     感想のーと

では、入り口でスリッパに履き替えて中に入ってみましょう。

入って真っ直ぐ行くとこの洋館にも喫茶室があります。
中は重厚な雰囲気ですね、家具なども使い込まれていて時代を感じますね、裏側の窓からは元町公園越しに横浜の街や化粧直し中のマリンタワーも見えますね。

2階に登るとテーブルの上に、感想のーとなる物がありました。
博物館などによくある、感想などを書くノートですね、せっかくだから私も書いてみました。




     山手234番館

エリスマン邸のすぐ近くにあります。
私の記憶だと昔からこの場所にあって、かなり古ぼけたと言いましょうか、廃屋寸前だったのを覚えています。とっても綺麗になりました、さすが横浜市はお金があります。

山手本通沿いに面して建つこの建物は、昭和2年頃外国人向けの共同住宅として建設されました。
2階建てで、4つの住宅が1階と2階で道路に面して対象的になっている面白い造りです。1つの階に2つづつの住宅です。

戦後は進駐軍に接収され、昭和50年頃までは人が住んでいたそうです。




     パティオがあります

間取りは各戸3LDKでトイレとお風呂は共用のようでした。
面白いと思ったのは小さいながらも中庭があることです、明り取りと住宅のアクセントになっているような感じです。

それから、ここには売店があって、西洋館チョコレート500円、絵葉書7枚500円など色んな洋館グッズがあります。

裏側の窓から見えるのはたぶん房総半島でしょうね。



     山手資料館

大谷石の山手聖公会の隣にあるこの資料館は、ちょっと見ると倉庫にも見える何の変哲もない小さな木造建築です。

ここは何回も通っていますが、ここにこんな建物があるとは初めて知りました。この洋館は山手十番館の庭の中にあって入場料が必要とのことです。
何が展示されているのだろう。



     横浜市イギリス館

山手本通りから港の見える丘公園に突き当たり右に行くとあるのがこの建物です。年期の入ったコンクリートの門が重厚と言いましょうか、ちょっと入りにくい雰囲気です。

昭和12年に英国総領事公邸として建てられ他の洋館とは違い鉄筋コンクリート建てです。

もう一つ他の洋館と違っているのは、ここはスリッパに履き替えないでそのまま入れます。
建物の前の庭は狭いのですが、裏庭は芝生で開放感があって好きです。



     山手111番館

横浜市イギリス館のすぐ隣にあるのが山手111番館です。

この建物はベーリックホールと同じスペイン風の造りで、設計も同じアメリカ人建築家のモーガンです。

ここの番地が山手町111なので昔からここに建っているようです。
でも、昭和初期に建てられた頃から番地が変わらないってのも凄いですね、東京なんか昔からの懐かし町名がどんどん変更されて味も素っ気もない地名
になってしまいましたが横浜は違うんですね。

そうそう、建物ですが入ってすぐにある吹き抜けが印象的で、そこに掛かっているシャンデリアもとっても豪華ですね。
明るいイギリス館と違って少し暗めで落ち着いた雰囲気がいいです。




     その先には

山手111番館を見て普通ならここで元町方面に帰るところですが、この先には何があるのだろうと逆の本牧方向に歩いてみました。

すぐ通りの向こう側にあるのがインターナショナルスクール、ここらは外国人も多く住んでいるようです。
高級そうなマンションや家が並んでいますが、しばらく行くと見晴らしのいい所に出ました。
ここからのベイブリッジはちょっと角度が違って面白いです。



道がカーブになって反射板が何枚もあるのですが、何故か沢山の落書きがあって何となく興味を引きます。

旅の思い出かな、それとも暴走族。まー文化財じゃないからいいですか。



3回に渡って紹介した山手洋館散歩ですが、あれもこれもと書いているうちに量が増えてしまいました。

横浜に来たら、特に落ち着いている山手はいいと思います、お薦めです。



交通


JR京浜東北線        石川町駅 元町口
   
みなとみらい線        元町中華街駅


鉄道検索は 駅探 役に立ちます。

http://ekitan.com/



御薦めホームページ


http://homepage2.nifty.com/351217/youkan.htm

山手 洋館巡り

詳しいです。参考にさせていただきました。

       *     *     *

http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/index.html

横浜市緑の協会

写真が綺麗です。おすすめ見学コースや西洋館マップあります。
開館時間や休日も参考になります。



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地図はこちらから   http://maps.google.co.jp/


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所在一覧


エリスマン邸      横浜市中区元町1−77−4
            TEL  045 211 1101
山手234番館     横浜市中区山手町234−1
            TEL  045 625 9393
横浜市イギリス館    横浜市中区山手町115−3
            TEL  045 623 7812
山手111番館     横浜市中区山手町111
            TEL 045 623 2957



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