vol. 151     川崎 ぶらぶら歩き

今回の目的地は

                 川崎 ぶらぶら歩き

です。

暮れもかなり押し迫ってきましたね、読者の皆さんはいかがおすごしでしょうかい。
酒ばかり飲んでいて発行がどんどん遅れてしまいました。

しんちゃん@年賀状作成中 です。

今年の10月6日でこのメールマガジンも創刊10周年を迎えることが出来ました。

今回はこれを記念して私の生まれ育った川崎駅周辺をご紹介したいと思います。

また、いつもは客観的な書き方をしていますが、今回は私の思い入れなど内面的なことも書いてみたいと思います。

今回はそんな川崎ぶらぶら歩きへ行って参りました。



   川崎のイメージ

公害と暴力と売春の街と言われている川崎。
駅前にはジャージを着た若者がたむろしているとか、ガラがわるいとかぼろくそに言われている川崎。

でも、これは川崎南部は当てはまるが、北部の新興住宅地などは他から移ってきた新しい市民が住む街でこのイメージはない。

全国的にも川崎のイメージはあまり良くありません。
旅行で何処から来たのか聞かれて川崎と答えたら少し困った顔をされたこともあります、私を含め人はイメージで考えてしまいますからね。

でも私は、日本人であることに誇りを持っているのと同様、川崎市民であることにも誇りを持っているんです、そしてこの街が好きです。

川崎は東京や横浜にも近く便利でかなりエネルギッシュな街なんです。
読者の皆さんがこれがきっかけで川崎に興味を持っていただければと思っています。



   日本で3番目の駅

それはJR川崎駅なんです。
川崎の玄関であるJR川崎駅は新橋と横浜の間に鉄道が開通してその中間の中継点として作られた日本で3番目の歴史を誇る駅なんです。

それから、現在では何処にもある駅ビルも川崎は昭和31年に建てられ聞いた話では日本で一番古い駅ビルとのことです。
現在の川崎の駅ビルは外側は新しくなっていますが、中の骨組みは建設当初の物で、それを補強してあるそうです。



   リクルート事件発祥の地

今は昔、かの有名なリクルート事件の発端は川崎駅西口のリクルートビルを巡る汚職事件です。

当初は単なる新聞業界の隠語でサンズイと呼ばれる小さな汚職事件でしたこれをすっぱ抜いたのは朝日新聞川崎支社と聞いています。
リクルート事件はその後政財界を巻き込む大疑獄事件へと発展しました。

事件の舞台になったリクルートビルは多摩川に近く、線路からも見える銀色のビルです。電車からも見えるこのビルが事件と関係があると知っている人はどれほどいるのでしょうか。

なお、東口にもリクルートビルがありますが、ここは事件とはなんの関係もありません。



   旧街道

旧街道とは昔の東海道五十三次です。
東海道の川崎宿は五十三番目に出来た宿場町で、私が家から駅にいくには必ず横断しなければならない2車線の何の変哲もない通りです。

子供の頃にこの道が昔の東海道で京都まで繋がっていると知ったときは感動と同時にとても驚いた覚えがあります。
歴史で勉強した東海道がこんな身近なところにあったなんて。

昔の川崎宿の中心は現在の京急川崎駅近くの交差点で、セブンイレブンがある辺りだそうです。
なお、ここは昔は保健所がありました。



   六郷の渡し

安藤広重の浮世絵、東海道五十三次の川崎宿は六郷の渡しを描いています。
丁度東京側から川崎に入る所で、遠くには富士も見えます。

現在は川沿いにはリクルートビルをはじめ高層ビルが建っていますが、浮世絵にも描かれている富士は現在も見ることが出来ます。

私は旅行などから帰ってきて、東海道線で多摩川を渡る時にこの風景を
見ると、川崎に帰ってきたんだなと感じるんです。

東海道五十三次の川崎宿
http://zenpaku.huu.cc/toukaido/53.htm10.jpg



   多摩川の土手

旧街道を東京方面に歩くと多摩川の土手に来ます。
ここからは羽田から飛び立つ飛行機が見えます、前は良くここに来て飛行機を見ていました。

あれは、JAL527便札幌行きだろうか、それとも遅れた他の便だろうかなんて細かいことは考えませんが飛行機を見ていました。

あの飛行機は何処に行くんだろう、そしてそこには何があるんだろうとまるで旅行をしている気分にもなれるんです。
ここで飛び立つ飛行機を見ているのはいつも私だけでしたが、多摩川の緩やかな流れの向こうに見る飛行機は何故か心を落ち着かせてくれます。



   港町十三番地

美空ひばりの歌に港町十三番地と言う曲があります。

多摩川の土手近く、京急大師線港町駅のすぐ脇には昔の日本コロンビアの工場があります。
この工場は上に丸い看板が付いています。昔はコロンビアの文字があったと思いますが、その後DENONになり現在はその文字もなく工場も人気がなくて稼動していない感じです。

音符のマークの真っ赤なネオンは帰りの電車からもよく見えたことを現在でも良く覚えています。

噂ではこの工場は港町の13番地にあり、コロンビアに所属していた美空ひばりの曲のタイトルになったとの事。

多分これは単なる噂で、本当は違うと思うのですが、何となく好きな話なんです。
本当かどうか確認するなんて野暮なことはしません、世の中にはそのままにしておいたほうがいい事もありますからね。



   幻の大運河計画

六郷橋の土手を河口に1キロほど歩くと大きな水門があります。
この水門は昭和初期に作られた川崎河港水門です。

当時は道路などが整備されていなく、トラックなどの陸上の運輸手段も少なかったので、川崎に運河を張り巡らし船による輸送を考えて作られたものでした。



しかし、計画予定地に工場など次々と建てられた為に計画は数年後に中止され現在では数十メートルほどの船留まりで砂利の荷揚げなどがされているだけです。

水門の2つの塔上部には川崎の特産品である桃、梨などの巨大な彫刻があり、横には川崎市の市章もあしらわれています。
塔の上の彫刻はかなりのインパクトがあり、私が学生時代に初めて見たときの衝撃は今でも良く覚えています。

計画はなくなっても、水門はそのまま残って大運河計画の名残りとして健在です。銘板によると住友重機械工業が作ったそうです。

京急大師線で川崎大師に行く途中の左側車窓からも見えますから気を付けて見てくださいね。




川崎にはまだまだ紹介したい物もあるのですが、それは10年後の為にとっておく事にしました。

これからも末永いご購読をお願いいたします。



交通

JR東海道線、南武線        川崎駅

鉄道検索は 駅探 役に立ちます。

http://ekitan.com/



御薦めホームページ


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E4%BA%8B%E4%BB%B6

リクルート事件 Wikipedia

政治の世界って昔と全然変わってないですね。

       *     *     *

http://www.city.kawasaki.jp/88/88bunka/home/top/stop/zukan/z0037.htm

川崎河港水門

川崎市の指定文化財のHP、解説あります。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


地図はこちらから   http://maps.google.co.jp/


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


所在一覧


川崎河港水門      川崎市川崎区港町



こんな所があるんだけど、沢山の人に知ってもらいたい、などの情報をお待ちしています。宣伝でもかまいません。
このメールマガジンで紹介させていただこうと思っています。


メールはこちらまで

stakano@nisiq.net

========================================================
電子メールマガジン   こんな所へ行って参りました
発行元:しんちゃん

メールマガジンの御購読申し込みはこちらからお願いいたします

ホームページ : http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/3600
========================================================


こんな所へ行って参りました  へ戻る