NewAirSmash

カバヤ食品株式会社
ニューエアスマッシュ
パッケージ:★★★★
クール性 :★★★
刺 激  :★★
関連リンク
カバヤのホームページは無いようです。
 

 実の所、カバヤは以前の「エアスマッシュ」の後、キシリトールブームに乗った新製品「キシリクール」をリリースしている。パッケージも非常によく似ていたため、これらふたつのものは実際のところ同じもので、味と名前を変えてリプレースされたのだろう、と考えていた。

 しかし、どうやらカバヤは違う方法をとったらしい。大きめのコンビニに行けば、今でもキシリクールとニューエアスマッシュが仲良く並んでいる光景を見られるだろう。ひょっとすると在庫流通の時期が重なっただけかもしれないが、もしかすると味の違う2製品を同時にラインナップしているのかもしれない。

 そしてそのエアスマッシュがリニューアルした。キシリクールによって駆逐されていたと思われたそれが、新しく帰ってきたのである。生まれ変わった姿、その最大の特徴はパッケージングにある。

新旧エアスマッシュ 左の写真を見ていただきたい。これは新旧エアスマッシュを比較したものである(上が新しいバージョン)が、明らかにそのデザインコンセプトの違いが見て取れるだろう。さらに、上の写真(少々見にくいが)を見ていただくとわかるが、実はこの新エアスマッシュには、デザインの異なる数種類のパッケージが存在するのだ!ここには三種類のデザインを紹介したが、実際には少なくとももう1種類か2種類は存在する。味によって違うのではなく、全ての味に全てのデザインが存在するようだ。

 実はエアスマッシュのケースは結構スグレモノなのだ。普通、このタイプの刺激物にはタブレットを一つずつ取り出すための工夫がされている。エアスマッシュの場合、単純に穴を開けた板を上から被せているだけなのだが、ケースを分解するとこの板は簡単に外せる。そうすると、このケースをピルケースなどとして利用することができるのだ。プラスチックではなく金属のケースなので、見た目にもオシャレだ。自分も薬を持ち歩くことが多いので、非常に便利に使わせてもらっている。(裏に薬の種類を書いたラベルを貼っておくと便利だ。)今回、様々なデザインが増えたことで、このようなつかいかたはますます進むに違いない。(このデザインも、浮き出し加工で手に感触があり、つるつるの印刷よりかえって好印象である。)

 他の多くの刺激物は、フリスクのようにケースそのものに「しくみ」が内蔵されているので、他の刺激物を入れるといった以外には大した使い道がない。(それもサイズが違えば一巻の終わりである。)
この「ケースの二次利用」というところに注目した(?)カバヤの慧眼には、リサイクルブームの昨今、頭の下がるところであるし、他のメーカーにも考えていただきたいところである。 [EOF]

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