ときメモフレッシュ
勉強がんばって!


コナミ(株)
(株)アズプロダクション
tokimemo.GIF
(C)Konami
    墜 落 :★★★★★
    刺 激 :★★★☆
     味  :★★★★
関連データリンク
コナミ
アズプロダクション
 おそるべしはコナミ、おそるべしはときめきメモリアル。僕自身はこの「ときメモ」とゆーゲームをやったことは無いのだが、その熱狂的ファンの加熱ぶりは承知している。その熱気が、このような堕落した(笑)刺激物を生み出すことになったとは・・。おそるべしは刺激物業界、である。

 「スーパーミント味」とゆーよくわからない定義をされた味は、まあ普通のミントである。ナニが「勉強がんばって!」なのかとゆー反論には、「DHA配合」という、ちょっと前に流行りまくったフレーズが蓋をする。ミントで眠気を覚ましてDHAで脳味噌ドーピングして勉強する・・・・。それもパッケージの「ときメモ」おねぇちゃんたちに励まされて、だ。これを刺激物の堕落と定義しても、メーカー以外からはあまり怒られないのじゃないかと思う。(いや、ひょっとしたらメーカーも影でこっそり褒めてくれるかもしれない(爆))
 なにより堕落してるのは、表面の「二重シール」である。タイトルと「ときメモ」なおねぇちゃんの描かれたシールをはがすと、なんと下から別のおねぇちゃんがあらわれるとゆー、なんともマニアックな仕様なのである。下の部分には、なにやら「OK!」とか、決めゼリフらしきものが書かれているが、それがなんなのか民間人の僕にはさっぱりわからない。ひょっとすると、この下地がキャラクターの数だけ種類があったりして、トレーディング・カードばりにカートン単位で買ってるマニアとかが存在するんじゃなかろうか。裏に「キャンペーン宛先」などとゆーのがあったりするから、あながち冗談になってないあたりが恐ろしい。(ちなみに、今回掲載した写真は上が表層シール、下がその背後にあったものです。)

 ところで刺激物としての味はどうかというと、そのみかけの堕落さ加減からは想像できないほどまともである。まともというのはつまり、刺激物として摘要できるだけのしっかりした刺激があり、それとバランスのとれた甘味があり、ヘンな後味も残らない、という事だ。老舗フリスクほど刺激が強くなく、甘みがあるので、初〜中級者向けの刺激物としてはなかなかイイ線行ってるんではないかと思う。溶かしていったときやタブレットを噛み砕いた時に若干粉っぽさを感じるが、まあ許せる範囲だろう。発売元はコナミだが、販売元が違うことを考えると製造元も違う所かもしれない。いずれにせよ、日本人好みの刺激物をよく研究していると思う。

 それにしても、あまりみかけないこの刺激物、ただの刺激物とは思えない。(「ときメモ」だから買う人間と、それゆえに買わない人間と比べたらどっちが多いのだろう?)なにかキャンペーン・システムの中にあるらしいのだが、そんなアナウンスを見たことは全くない。(いや、ひょっとしたら「ときメモ」ファンにとっては常識なのかもしれないが・・。)いったいどーゆー意図で販売しているモノやら、いまいちよくわからないのである。

 なお、本文中あたかも当刺激物を非難するような記述がありますが、すべて冗談の範囲であることを御理解いただきたい(←保険(^^;))。

「刺激物バンザイ!」メニューへ
ホームページのトップへ