

|97年 4月
97.04.06.撮影
4月30日(水)
電話の主は?
ディズニーランドの興奮(=疲労)もさめやらぬ昼下がり
一本の電話が。
「はい。遠矢です。(ばあちゃんやろ..)」
「こちら東京ディズニーランドからですが、」
「はいっ。(えぇっ!!)」
「お探しになっていらっしゃったお帽子が出てまいりました。」
「ああそうですかっ。(まじぃ!?)」
「もう一度確認の意味でお帽子の特徴をお話願いますか?」
「えぇー...ミニーちゃんがにっこり笑ってる絵がついてます。(ミニーちゃんはいつも笑ってるが。)」
「くすっ(と笑ったようだった。)たぶんお探しのもので間違いないかと思います。ああ、鹿児島の方ですか。」
「はい。(だからなまってるんだが。)」
「それでは普通郵便でお送りいたしますのでもうしばらくおまちください。」
「はい。お手数かけてすみません。(手数料がいるのけ?)」
いやあ、よかったよかった!
花の帽子を落としてしまって、
だめもとで紛失届けを出していたのだった。
それにしても誰かが拾ってくれたのか?
なんだかほっとうれしくなった昼下がりだった。
4月27日(日)
ミッキーマウス
パパが忙しい仕事の合間をぬって
なんと!2泊3日東京ディズニーランドの旅
に連れていってくれた。
鹿児島から子連れで行くとなると一大決心。
ましてみづきはまだやっと3ヶ月。
おっぱいを一日中くわえている生まれたての赤ん坊である。
私の不安とは対照的に
「なとかなるさ」、とパパが一番ノリノリだった。
出発の朝などうれしさのあまり一番先に目が覚めてもう眠れない状態のパパであった。
しかし楽しい時間はアッという間に過ぎてしまう。
気がつけばまたいつもと同じ我が家である。
「我が家の歴史に残る珍道中だったね。」
4月23日(水)
姉妹愛
ああもう限界!
パパの仕事が忙しくほとんど母子家庭のような我が家族。
花の反抗期に私のイライラが炸裂し、みづきは騒ぎの中大泣きの繰り返し。
1日中二人のギャングを相手に疲れ果て、
ついに我が実家にSOS...。
2日間ギャングのボス”花”を泊まりに行かせた。
じじばばは喜び、花もあちこち遊びに連れていってもらえてうきうき気分、
私も、ちびギャング一人の相手なら楽勝!でしばしの息抜き、
一石三鳥なり!
2日後、目一杯じじばばにかわいがってもらって帰ってきた花の第一声は、
「みづきはどこ?」
「あっちでねんねしてるよ。」
いちもくさんでみづきのもとへ駆けて行った花であった。
そっとのぞくとなにやらひっつきあって、二人ともにこにこうれしそう。
こんなに小さいのにしっかり姉妹愛が育っているんだなあ....。
ママったらギブアップしてごめんね。
ふとみづきの頭をみると、ばいきんまんのシールがぺたり。
花なりの”愛のあかし”なのだ。
4月20日(日)
今日で3ヶ月

見た目がたくましいので
泣いても、ついついママに後回しにされてしまうみづちゃん。
だいたい、私ときたら
おっぱいも今日何回飲ませただとか、何回おしっこしただの、ウンチを何日してないとか
数えちゃあいない。
実は私、みづきをほっとけることに喜びを感じている。
花には心配ばかりして、ほっとけなかったから・・・。
だからついつい私の忙しいときの優先順位は花、家事、みづきとなってしまう。
びーびー泣くのをいつまでもほっといてごめんね・・・。みづちゃん。
でもね、ママは花姉ちゃんもみづちゃんも同じ宝物なんだよ。あっパパもね。
何はともあれ今日はみづきの3ヶ月目の記念日なのだった。
4月18日(金)
あめがふってきました
最近、花はハサミを使って紙を細かくちょきちょきするのがお気に入りである。
今日もまたハサミを持ってきて
「ママ、はなのかみは?はなのかみようーーはやくうーー」
ほら、思いたったらもう待てない。
新聞の折り込みチラシを獲得し得意満面。
ちょきちょきちょき・・・・。
あらあら、いつもは細かく切るだけなのに、今日はなにやらそれをばらまき始めている。
「あめがふってきましたーーあめがふってきましたー」
ひーーっ!掃除機かけたばかりなのにぃ!
いやいやまてまて、ここで怒っちゃいけないのよね。
想像たくましく遊んでいるのだから、受け止めてあげなくちゃ。
「わあ、いっぱい降ったね」
「いっぱいです。いっぱいです。」
私の引きつった顔なんか全く気にもとめず、ますます調子に乗ちゃってばらまいてくれた。
ひっーー!
子育ては忍耐である。

4月16日(水)
はなみずき
2番目が生まれて、名前を考えるとき私たちなりのいくつかのこだわりがあった。
風、空、海...って感じで自然のものをいれること、
そして、はなみと並べて調和がとれること、
そうして決まったのが観月・・みづきだった。
二人を並べるとはなみとみづきで”はなみづき”。
”花みずき”とはちょうど今の時期に咲くあの花である。
でも私は実際にはこの花みずきを見たことがなかったのだが、
ついに今日、植木市でご対面を果たした。
うっすらとピンクがかった花びらがとっても可憐なかわいらしい花だった。
なんだかひどく感動して、しばらくそれをながめていた。
”一輪摘んじゃおうかな、”
とちらりと思ったりしたが、やめた。
いつの日か、庭のある一軒家を建てたとき真っ先に植えよう!と心に決めた。
この”花みずき”のように、二人が可憐でかわいい心を持った女性になりますように・・・。

4月15日(火)
血が騒ぐ
花は親に似てアイドル好みのミーハーである。
テレビのコマーシャルなどで自分好みの芸能人が出てくるとすかさず
「はながすきなのだーはながすきなのだー」
と大騒ぎ。特にお気に入りなのが安室ちゃんとSMAP、それにパフィー。
私が安室ちゃんの歌を口ずさんだりしようもんなら、
「花があむろちゃんなんだから!」
「ママが歌ったらだめなの?」
「うん。花があむろちゃんなんだからっ!」
私が歌えば汚れるとでも言うのか・・・?助詞の使い方もままならないくせして生意気だ。
画面に出たSMAPにはマジで照れている。
パフィーの歌なんか花のボキャブラリーからは不可能に近いのにすらすらノリノリで歌ってしまう。
興味の方向性をすでに誤ってしまったか・・・。
でも仕方ない。パパとママの子だもんね。
血が騒ぐっヤツよね・・・。きっと・・・。

4月9日(水)
笑うみづき
地震だ地震だ!!
今鹿児島では地震が頻発している。
3月の末にでっかいのが来てからというもの毎日のようにゆらゆらおきている。
花は車の音でも
「地震だ!地震が来た!」
と大騒ぎである。
パパが当直で留守の昨夜も、連続で震度3の地震が2回あった。
「ごごごーーー」
と音がして横揺れが続いた。両脇に寝ていた二人を”セーフ”とするように、思わず手で覆った。
1回目の地震でみづきはぱっちり目を開けたが、花は全く動じず快眠状態だった。
5分後2回目の地震では、なんとみづきは揺れながらうれしそうに笑っていた。
最近、あやすとうれしくってたまんないといった顔で笑うのだ。
地震にあやされるとは、たいした奴だ。
そしてまた、快眠状態の花もたいした奴なのだろう。
何はともあれ、早くおさまってほしい。

4月5日(金)
花の辞書
花とみづきの風邪は私にうつすことで小康状態を迎えた。
おかげで今度は私が鼻じゅるじゅる、咳ごほごほ。
絶不調。
花ときたらお気に入りのピーターパンのビデオを観ているときに私が咳をしようもんなら、
「まま、しずかにして。」
などとほざいている。
”よく言うよ...。まったく...。”
しかし、お母さんの仕事に休みはないのだ。
みづきにおっぱを飲ませながら”おしっこ”の花の世話、
今行ったのにまたおしっこだといって、着せたばかりの洋服とパンツを脱いでいる。
”おいおい...。”
今度は、機嫌よくおっぱいを飲んでいたみづきが中断されて怒って泣き出す。
「ごめん、ごめん、今あげるね。」
と再びみづきを抱えたところで
「ママ、あったかいぎゅうにゅうがのみたいなあ。はやくはやくう!」
「今みづきがおっぱい飲んでるからちょっと待っとかんね。」
「まっとかなあいーー。!!」
自分を中心に世界が回ってる二人の辞書には、”待つ”という言葉はない。

4月4日(木)
今日は何日?
鹿児島では、昔からお雛祭りは4月3日に祝う。
でも最近はお祝いはだけは3月3日にして、
雛人形はこの日まで飾っているのが一般的となっている。
そしてこの日を過ぎて飾っていると、お嫁にいけなくなるという。
朝、実家の母から電話があった。
「お雛さんを片付けんとお嫁にいかれんよ。手伝いにくるが。」
「ああ、だねえ。 おねがい。」
近くのスーパータイヨーにお雛さん用の防虫剤を買いに行くが、無い。
”どの家でも今日片付けるのになんでないのよ。”
と思いながら、ようやく一つだけ残っているそれを薬局で見付けた。
実家の母に子守をお願いして、やっと押入にお雛さんを仕舞い入れた。
ああよかった。と、ふとカレンダーを観ると
今日は4月4日。
.....。
ごめんね。婚期が遅れたらママのせいだよ。
しかし、ばあちゃんまでも日にちを勘違いしているとは...。

4月3日(水)
風邪をひいたふたりっ子
花と観月がそろって風邪を引いて早1週間。
鼻水じゅるじゅる、咳がげほげほ。まだうまく鼻をかんだり出来ないものだから
花瑞ったら手で顔中にその鼻水をなすりつける。
「花ちゃん、ほらちーんてして。」
「しないーー!!」
「だって顔中に鼻水が付いてるがね。」
「ママ!しないでようー!もう!」
追っかけてって、半ば強引に拭いてやるけどまたすぐに鼻水まみれの花。
甘い水薬がお気に入りと見えて、わざと大げさに咳をしては、
「せきがでるの。くすりをのまんといかん。」
「さっき飲んだばっかりだがね。」
を1日何度か二人で繰り返す。
熱がでないのでどうやら悪性ではないらしいのだが....。
鼻水まみれの花は、あろう事かよけいにいつもより観月にすり寄っていったりして、
案の定即、観月も鼻水ちゃんになってしまったのだ。
あんなちっちゃい体で、じゅるじゅる、げほげほされると、
”このままこの子はどうかなってしまうんじゃないか”と不安になってしまい、
何度かパパのポケベルを鳴らしてしまった。元ナースのくせに、全く頼りないママなのだ。
ああ、代われるものなら代わってあげたい。