FBATLer の「馬烏」が征く!
鉄路のたたかい
'97/08/07 ルナパークDDT
'97/06/08 国プロプロ(未だ工事中だが写真は掲示中)
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ノンケの友らを引き連れてルナパークへ
'97/08/07 DDT・ルナパーク闘うビアガーデン「帰ってきたルチャ軍団」
実は、私はある「草の根ネット」(プロレスとは全く無関係)のボード・マスターを勤めているのだが、オフ会の企画・主催を焚き付けられ、「しめた!そんな面倒を押し付けられるんなら、テメェの趣味でテメェひとりが楽しんでこましたろ!」とばかり企画したのが
【××ネット夏休み特別企画『ルナパーク'97オフ』ビアガーデンでルチャリブれ!】
であった。
場所が遊園地だけに結構な人気となり、約1ダースの「プロレス・ノンケ」を引き連れてのルナパーク乱入とあいなった。
ごめんなさい & ざまぁごらんあそばせ > 騙された皆さん(笑)。
以下、当該ネットにアップした事後報告を再編集してここにお送りする。
とりあえずビアガーデン、とりあえず樽生5リットルとつまみを調達して乾杯すると(ガーデン内を見渡せば、FBATLの れねさん、PAIさん を発見、ご挨拶申し上げた)、「すけん、ぽてちん、とぺん」と実に情けないゴングの音がして、全選手入場式、アナウンサーのコールに応えて、ひとりひとりの選手が入って来るんですが、異様なマスクをかぶったメヒカーノ達はともかく、主催DDTの若い選手なんかは、身体も小さいし、もう「普通のお兄ちゃんにしか見えないねぇ(笑)(Aさん)」。
これは、「ラベルの高い」試合が期待できそうで、どうにもヤバいです(苦笑)。
そうこうするうちに、第一試合、黒覆面に全身タイツもフェティッシュな(そうか?)トルベチーノ と 本場のルチャ修行から凱旋帰国した、日光江戸村みたいな SHINOBI の対決。
SHINOBI、コスチュームが重いのか、3分ほどで動きがへろへろ、「これってコミック・プロレスなのぉ?(B嬢)」とか言われる始末、「いや、これこそラテンの熱い血が滾る本場のルチャなのだよ、んむふふふ」と抗弁する私の心配りも知らぬリング上ではトルベ にセコンドの クルセイガー が味方して、絵に描いたようにしょぼい善玉と悪玉の対決をのたのたと繰り広げた末に、トルベ が忍者の金玉を蹴飛ばして、エビ固めにすくう(いわゆるスクール・ボーイ)。
6分ちょっと。
時差ぼけか、情けない凱旋試合がキマリ悪いのか、忍者はマイクを取ってアピール「おい、トルベチーノ!お前らふたりでやりやがって卑怯だぞ!」
対する トルベ もリング下でマイクを取り「ワカラナイ。しのび。ワカラナイ。バカヤロ」と毒づいて去って行った。
こういうしょぼい試合は素面で見ていると腹が立つばかりですが、酒が入るともういけません。
だっはっは!と大笑い、ヤジり倒しつつメートルは上がるばかり。
呆れかえるノンケの参加諸氏を置き去りにしつつ(推測)、さらに加速する 馬烏。
第2試合は、黒覆面に全身タイツの(またか)クルセイガー と 海賊ルックの
レイ・ブカネロ がサーベルとドクロの旗を打ち振りつつ登場。
知っている人は知っている、この ブカネロ の正体は P・M で、かつて 三沢タイガー とも闘ったことのあるベテランだ。
今日もギャラに合わせた?気の抜けたファイトで職人ぶりを見せつける海賊、黒覆面の腕につかまりつつロープの上を綱渡りする(笑)。
これは知る人ぞ知る「みちのくプロレス」の 新崎 人生 の十八番、ちゃんと「拝み」をつけてコーナーからロープの真ん中くらいまでのろくたと歩いてみせ、やんやの喝采を浴びる。
最後はフィーバー・ポーズつきスモーピオン・デスロックと物真似づくしで片づけた海賊、5分ちょっとの省エネな試合、せめて7時半まではもたせてほしかったところだ。
大声でヤジったり笑ったりしながら呑むと、本当にマワりが速い。
小生はすでにレロレロとなっていたが、何人かの参加者がありがたい感想を聞かせてくれた。
記憶に残っている分だけでも再現すると、こんな具合だ。
「トリップ感がある。ドリフのコントを見てるみたいだ(C君)」
「事前に調べた本には、ルチャリブレって飛んだり跳ねたりするプロレスって書いてあったけど、何かパンパンなおぢさん達が5、6分のどつき漫才をやってるって感じ(A氏・Aさんのダンナ)」
「プロレスって挌闘技的なものだと思ってたけど、こういうのもあったのかー(D氏)」
嗚呼、プロレスの威信、地に墜ちたり(笑)。
ま、そんな事は既にどうでもいい状態です。
ここのビアガーデンは、結構コレステロールが溜まりそうなメニューが多くて何なんですが、スペアリブと生ハムは結構いけると思ってる私です。
この辺で、乗り物目当ての皆さん(ほぼ全員)を何組かのチームに分けて園内へ散開させる。
私は「根拠地を守る」と称して、のんだくれつつ、残った人とだべりつつ、第2部を待つのであった。
8時半になりまして、第3試合、棒付きドクロと「何とかかんとかチャンピオン」のベルトを携えた 地獄の使者・アルカンヘル に対するは、懐かしいテーマソングに乗って ウルトラマンJr が登場、果たして地球は護られるのか?
ちなみに、アルカンヘル は悪魔のような半魚人のような、えもいわれぬ奇妙なコスチューム、ウルトラ は、これはもう ウルトラマン としか言いようの無い銀色のマスクに例の模様の入った全身タイツで、このお尻の部分が食い込み激しくてなかなかぷりちー(この人 いや 宇宙人は良い体をしている)。
ゴングが鳴ると、まずは ウルトラ がサイクロン・ホイップから スペシウム光線(アタマの悪い人には見えない)を発射!レフェリーがなぎ倒されてしまう(笑)。
困ったレフェリーはスペシウム光線は禁じ手と宣言する。
次は例によって両者、場内の酔っ払いどもに自分への応援コールを要求、声援の少ない方がやる気を無くして帰りかける、というパフォーマンスを四方で延々と展開、こちらも面白いもんだから、アルカンヘル!コールと ウルトラマン!コールを交互に展開して混乱させて遊ぶ(笑)。
「試合始めろ〜!」というヤジも飛ぶ(何しろ、ウルトラマン は地上では3分間しか活動できませんから)。
自分への声援の方がちょっと多いと気を良くした アルカンヘル、自分もサイクロン・ホイップからスペシウム・ポーズを決めますが、勿論光線は出ないので、ウルトラ に蹴られて、お手々がイタタタタになってしまう。
その後試合がようやく展開して、両者肩の力の抜けた職人ワザを展開、アルカンヘル 場外でのパワーボム、椅子攻撃などでペースを握り、地球の危機にビアガーデンは ウルトラマン!コールに包まれる。
奮起した ウルトラ が善戦するも、いかんせん太陽も沈んでいるのに長時間闘い過ぎ、唐突に私が見てもどこが極まっているのかよくわからないという、非常に高度でアンニュイなグランド・コブラツイスト様の技で アルカンヘル がクイットを奪う。
10分くらい?
口惜しさおさまらない ウルトラ、マイクを取ってコーナーに昇り、帰りかけるアルク に呼びかける「あるかんへる!あるかんへる!ますから・こんとら・ますから!イマ!」(訳します(笑)「おい!この野郎!今ここで敗者覆面剥ぎマッチだ!」)すかさず場内「延長!」コールの合唱。
リング下の アルク、マイクを取って「ワタシワ、ちゃんぴおん!」。
ウルトラ「あるかんへる!コワイ!コワイ!」(訳します(笑)「何だこの野郎おじけづいたな!チキン野郎!」)
アルクは「バカヤロ!」と言い捨てて帰っちゃいました。
あとで、FBATL の れねさん の書き込みを読んだ所、このやりとりはこの夏の「季語」であったらしい。びっくりだ(笑)。
ま、ウルトラ の方はこれで溜飲が下がったのか、テーブルの方へ降りて来て、ビアガーデンの中を一周、ファンと握手・ハイタッチ(僕らの所にも来てくれた☆)・記念撮影のコミュニケーションを大サービス、いつまでも帰らないもんだから、主催者もしょうがなくウルトラマンのテーマを流して、まーまことに遊園地にふさわしい光景を展開、皆すっかり童心に返ってしまいました。
その後、ウルトラ は売店に居座ってマスクのセールスに精をだし、アルク は隣りの隣りのテーブルで、ビールをよばれてました。
気さくな人達だ(もとい、悪魔と宇宙人だ)。
で、メイン・イベントですが、これは闘うビアガーデンを主催する「ドラマチック・ドリーム・チーム(DDT)」の二人の若手、野沢 と 三上 が、「社会人プロレス連盟(SPWF)」の アジアン・クーガー と 西野 に挑むという弱小もとい、プロレスの明日を担う若い団体対抗タッグ・マッチ。
もーこの辺の人達になると、はっきり言って、私も クーガー 以外は見たことも聞いた事もあんまりない。
大体、Aちゃん の指摘にまつまでもなく、見かけからして、覆面にそこそこ身体もできてる クーガー 以外は、ほんとにそこらを歩ってるおにいちゃんで、レスラーとは信じられん。
西野 の後ろ髪はちょっとコワいが……。
そんな連中が、飛んだり落としたり、反り投げをうとうとするので、見ていてもヒジョーに危ない感じがする。
この試合の最中に、乗り物を堪能したオフのメンバーがぼちぼち戻って来はじめた。
クーガー がやたらと元気が良く、エプロンでのギロチン式ギロチン・ドロップ?から、トペ・コンヒーロと飛びまくり、これを食らった一番小柄な 三上 が、リングに復帰できなくなってしまった(やれやれ)。
妙に間が開いて、レフェリーを含めたリング上の4人が心中(しまった!)と思っているのが良く分かる。
いわゆる、ジュニア・オールスターの 久住 状態だ。
そこへ 野沢 が飛び込んで、DDT側はノータッチで交替を強行、レフェリーもそれを黙認するという「突然ルチャ・ルール導入マッチ」、としてどうにか試合の体裁を繕う。
野沢、人気技・スモーピオンなど開陳してがんばるも、体調が良くない(肩にごっついサポーターを巻いている)上に孤軍奮闘ではどうしようもなく、あわれ 西野 に抱えられた所への クーガー のダイビング・ギロチンドロップで成仏。
口惜しさをかみしめる 野沢ら にマイクを(まただよ)取った クーガー が毒づく「おい!何だお前ら今日の試合は!そんなんで、宇宙に勝てんのか?おい!俺達がなあ、お前らの壁になってやるよ!」と偉っそう〜に宣言だ。
いやー、クーガー がこんなに強そうに見えたのは初めてだな。
そして、野沢 にきちんと「持つ方を相手に向けて」マイクを渡す クーガー だ。
野沢「ああ、今日はゴメン!」って、敵に謝ってどうする?お前(笑)。
「でも、土曜日に6人タッグできっちりやるから!宇宙は俺達が倒すから!」……絶対ムリだな(笑)。(もっとも最終日に変則ルールで勝ちを拾ったらしいが)
お前、「いいひと」過ぎるぞ > 野沢。
とまぁ、全試合を通じて死ぬほど笑ってしまった。
「宇宙」が出てる日にも是非行きたかったが、残念ながらその暇はなかった。
こういう、他人を置き去りにして(私が)勝手に楽しみ、かつ、他のメンバーにも勝手に楽しんでいただくという、非常にヘンなオフでしたが、ま、なかなか面白い試みとして、ネットでの評価は悪くありませんでした。
で、試合終了後、10時ごろまでだべって解散。
しかし、プロレス観戦中の自分の姿をノンケの皆さんに見られるというのは、これで結構こっぱずかしいものがある(笑)。
後日、当該ネットにアップされたオフ感想から。
「痛烈なヤジを飛ばす 馬烏さん を見物するのが一番面白かった。進行が引き締まった。ナマ観戦の醍醐味ですね(笑)。(E嬢)」
またつまらぬ恥をかいてしまった。
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'97/09/01 記(8月に某ネットにアップした原稿の再編集)
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