乱入Sabaki、第2回名古屋オフを制覇!
〜12・11知多大会

 12月11日(土)、知多市勤労文化会館で開催された第2回名古屋オフ「12・11知多大会」で、突如会場に現われたThe Great Sabaki(極悪軍団・東京ボンバーズ)が、強引に大会に乱入し、同大会伝統のトロフィーを強奪した。
 同大会は、東京からabsurd_5k、大阪からもyamasaki_k・sn056jp・sakatanが参加するなど15人の参加者を集めて盛会となった。4つの3人リーグを行ない、各組の勝者がトーナメントで優勝を争うシステムで、午前中はごく平和に大会が進行した(3人1勝1敗の場合は下位勝ち上がり)。
 ところが、午後になって、突如として周囲が暗闇に包まれ、不気味な音楽とともに何者かが会場に乱入してきた。
「何者だ!」
 大会責任者のtoubiが叫ぶ。すると灯りがともり、大音声が会場に響く。
「東洋の神秘・愚零斗鯖奇、見参!」
 なんと、東京にいるはずのThe Great Sabakiがこの会場に現われたのだ。
 Sabakiは、午前中手空きだったtoubiを強引に押しのけ、yamasaki_k・iriyaのリーグに加わってしまった。
 これで「しめた。toubiさんに代わってSabakiならば勝機はある!」と思い、まず立ちふさがったyamasaki_kだったが、実力はともかく、勢いだけは今のSabakiには人一倍あった。Sabakiのトリッキーな動作の前に、yamasaki_kは中央のカナメ石を動く機を逸し、不覚の黒星を喫した。
 続いて「尾張の女傑」iriyaが、大会準幹事の威信にかけてSabakiを止めんものと出馬した。手合いは6子。iriyaの手堅い打ち回しの前にSabakiもなかなか勝機を見出せない。手堅く打ち進めてストップ・ザ・サバキも目前と思われた瞬間、黒に痛恨の一手が出る。中央の石に手入れすべきところで、白地をエグったのだ。
「このSabaki様の地をエグるとは…(-_怒)」
 ついにSabakiが怒った。観戦していたsn056jpが「とてもそんな石、取れるとは思えないよ」と笑っていた中央の黒石に猛然と襲いかかる。目の中に指を突っ込むような強引なトリカケだ。これを取りきり、Sabakiが逆転勝ちをおさめる。しかし、Sabakiを本気にさせたiriyaの健闘はたたえられるべきだろう。

    勝ち誇るThe Great Sabaki

 そして決勝トーナメント。準決勝では地元のogityoがたちふさがった。しかし、慎重な打ち回しが災いして、Sabakiにいいように地を稼がれてしまい無念の敗退。mule025もsn056jpに敗れ、この瞬間名古屋勢の優勝はなくなった。そして奇しくも、決勝戦は「東西極悪対決」となった。序盤の失着で大きなハンデを負った黒の「必殺極悪人」sn056jpが、豪腕を利してSabakiを追いあげるが、巧みなフットワークでSabakiがかわす。そうこうしているうちに、逆に白が一瞬の隙をついて黒の石を葬り去り、あっけない幕切れ―。かくして、11月の東京オフに続き、Sabakiが名古屋大会をも制した。

The Great Sabaki選手の話 見たか!これが俺の実力だ、エーッ!?これからはこのSabaki様の天下だ、エーッ!?WASABURO、東京では血祭りぢゃあ!首を洗って待ってろよ、エーッ!?(蝶野正洋風)

toubi選手の話 くっそー、許せねえ!人の庭に入ってきて挙げ句の果てに俺様を押しのけて優勝までしやがって!とりあえずトロフィーは取り戻したが、このままではおさまらねえ!今度は俺が東京に殴り込んでボコボコにしてやる!

iriya選手の話 だれかあの勘違い野郎をなんとかして!自分が強いって思いはじめてるみたい…。ホントに、図に乗りやがって…!この次はきっちりリベンジよ!


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