特別展ろ

関門海峡フェリーにて海を渡る
1997/12/27

 版を改めないまま昔の内容で出版しているいいかげんな地図なんかには「山九フェリー」なんて書いてあったりするので、浅葱もそんなふうにいいかげんに覚えていて、業務日誌には無意識のうちにそのように書いているかもしれませんが、正しくは「関門海峡フェリー」と言います。九州(小倉・日明)←→本州(下関・彦島荒田)の最短フェリーで、所用時間わずか13分です。
 これまでの31年間の人生では、その3分(ぶん)の1の期間下関を離れていたこともあり彦島には本当に縁がなくて、荒田に初めて来たのもつい最近のことなんです。当然フェリーにも乗ったことがないですし、それよりもこのフェリーの存在自体をあまり信用していなかったと言う・・・ 


 彦島の荒田港に向かっています。左手(南側)の風景が開けて関門海峡が見えてきました。これからフェリーでこの海峡を横断しますが、いったい到着するのは対岸のどのあたりなのか、地名は知っていても実際の方角がわかりません。
 ちょうど海峡を東から西に向かってコンテナ船が進んでいました。こんなのだ〜い好き。(29KB)


 ここがフェリー乗り場です。前方が南側で太陽がありますので逆光になりました。
 向かって右のゲートをくぐって車は船の中へ進みます。
 向かって左の建物が「シーサイドレストラン海彦(うみひこ)」 山彦(やまびこ)なら昔話とか童話に出てくるから子供のときから知っているけど、海彦ってのもあるのぉ〜? それとも彦島の海だから海彦?
 どちらでもよいけど、この店の料理はまぁそれなりにおいしいけど、店員のおばさんたちががなりたてるのであんまりお勧めできませんな。消化に悪いです。(27KB)


 フェリーに乗り込みました。黄緑色で示しておりますのが浅葱の愛車平成3年式ミラです。もう7年目ですよ。
 これまでにカーフェリーには何度か乗ったことがありますが自分自身がドライバーとして利用したのは、これまた今日が始めてなんです。もちろん係員のおじさんが誘導してくれるけど、その意味がわからないんですよね。おじさんは「もっと寄せて」ってゼスチャーするんですが、床を見てもどのラインに付けたら良いのか???
 黄色で示しておりますのは自転車です。もちろんお客さんのものです。こんなのを見るとほんとにこの船は庶民の足という感じがしますね。
 ちなみに片道運賃(運転者を含む)は軽自動車380円、普通乗用車590円、大型バス3150円、ほかにもありますがもっとも高いのは高低床式トレーラー(16×3.2m)の実車(荷物を積載している)が9900円です。旅客の大人は150(車両の同乗者なら100)円、二輪や自転車は手荷物扱いで、125cc未満100円、750cc未満150円、750cc以上200円、自転車は50円です。あなたも乗ってみますか?(30KB)


 これは浅葱たちが乗った船とは別のものです。どうやらこの定期航路ではなくて、海峡クルージングなどの観光航路やイベントのチャーター船として活躍している様子です。普段はこの荒田港につながれています。(23KB)


 乗船が締め切られました。 乗船口のふた(?)が閉まります。
 ところがなんとその向こうには、この便に乗りきれなかった車が行列をなしています?
 うっそぉ〜 ほぉんとぉ〜? この船そんなに利用者がいるの? やだ〜 知らなかったぁ〜 浅葱ならインターチェンジから関門国道トンネルや関門自動車道(関門橋)を通っちゃうけどなぁ〜 トンネルなら片道50円だしぃ〜 もちろんトンネルを通れないような特大車両は仕方ないけれど。(27KB)


 出航しました。所用時間たったの13分の船旅で〜す。
 ん〜なんとも言えない潮風のかぐわしさ! やっぱりここは関門よね〜 暮れとは思えない晴天にも恵まれて(こちらの冬は曇天が多い)、ほんとに今は冬なの〜? と、ひとりで大興奮の浅葱です。
 「ん〜(^ー^)」と思いながら視線を前方にそらすと、なんと貨物船が浅葱たちの進路を妨害しようとしているではありませんか! なんとふとどきな、こっちは由緒正しい定期航路の関門海峡フェリーなのよ!と浅葱は敵船に向かって文句を言おうとしましたが、剣道部の発声練習で鍛えた大声で叫んでもとうてい聞こえるわけはないし、だからといって手旗信号も船舶無線も知らないのでどうしようもないじゃんかぁ〜 いや〜ん、どんどん近づいてくるぅ〜
 でも良く考えたらそれで良いのでした。敵船こそ海峡を東進している正当な船なのです。浅葱たちのほうこそ関門航路を横断しようとしているのでした。(24KB)


 心配していましたが、敵船は浅葱たちの目の前を悠々と横切っていきました。フェリーのほうも減速などしません。双方の航海士にはちゃんとわかってるんですね〜 
 この写真では敵船はかなり遠方に見えますが、たぶんそれはカメラが広角だからでしょう。実際の現場では本当に目の前でしたよ。敵船が通るとき、あまりの近さに胸がどきどきしました。(25KB)


 なんと、ここまで撮影するとデジカメの内臓メモリ(4MB)がいっぱいになってしまいました。元々設定をファインモードにしていたので30枚しか撮影できない上に、前日までの23枚の写真がメモリを占拠していたのです。でもそれらはパソコンに転送していなかったので削除するわけにはいかなくて、結局この日の撮影はここまでになってしまいました。この続きはいずれまた企画します。


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