特別展り

JR幡生工場95周年(特大4部構成)
1998/07/19

 浅葱の家から徒歩10分もかからないところにJR山陽本線と山陰本線の分岐点となる幡生(はたぶ)駅があり、隣接して工場があります。ここのところ船ばかりで、列車も大好きな浅葱にとっては工場の一般開放は気分転換にもなる一大イベントです。なにしろこのような催しでは間違いなく鉄道部品の即売会があるからです。鉄道だろうがアイドル歌手だろうがビジュアル系バンドだろうが、ファンの心理というものは全国共通で、とにかく関連グッズが欲しいのです。


 工場の正面入り口を斜めから見たところです。
 天気も今にも雨が降りそなくらい悪いし、そのせいか「お客さんがぞくぞく来ている」というには程遠い状況です。張り切って揃いの法被を着ている社員のおじさんたちがなんだかかわいそう。(30KB)


 門を入ってすぐ、テントが並ぶ「事務所前広場」です。なんだぁ〜お客さん来ていますよ。心配して損したな、まったく。
 ここは地元の野菜や、飲食物を売っていました。なんでも工場の開設95周年記念ということで、ふつう100円の缶飲料やアイスクリーム、それにサザエのつぼ焼き、焼きそばなどが95円です。(22KB)


 鉄道用品売り場の前にはすでにファン&マニアの長蛇の列が!
 ふん! 浅葱、こんな「鉄野郎」ばかりの行列に混じってまで鉄道グッズが欲しいわけじゃないもんね。
 買わなくたっていいんだもーん。(26KB)


 ここから少し商品のご紹介をします。
 これは金属製の「日本国有鉄道」時代の銘板。¥6,0000也 (29KB)


 下のは駅のプラットホームに設置してある駅名板。¥3,000也。上左の細長くて青いのは同じくプラットホームの屋根の柱などに取り付けてある駅名札。¥3,000也。上右は列車のヘッドマークで、浅葱が来たときはすでにブルートレインなどの人気列車はすべて売り切れでした。ちなみに売れ残っているこの「呉ポートアイランド号」は¥15,000ですが、ブルトレのは¥100,000だそうです。(25KB)


 これは小物類です。箱に入っている丸いのは圧力計です。¥1,000也。その手前の黒いペンチのようなものは、現場では気が付かなかったのですが、今考えると改札の切符切りバサミ(正式名称不明)ではないかと思われます。価格未確認。さらにその手前の銀色の箱は灰皿です。今は在来線は全車禁煙がほとんどでしょうから不用になったわけですね。¥700也。(28KB)


 列車の乗降口の上などにセットされている行先表示板です。業界用語でサボではなかったですかね〜? 間違いかもしれません。¥1,000也。お手頃価格なので浅葱も一枚記念に買いたくなりましたが、行列に並ばなくちゃならないのを思い出してやめました。(27KB)


 このひとはブルトレの「さくら」をゲットしたようですね。おめでとうございます。
 浅葱も「さくら」と今は無き「みずほ」が好きで、大学新聞の編集部員をしていたときは桜瑞穂というペンネームを使っていました。(28KB)


 これはマスコンです。運転席にあって運転士さんがハンドルを握って走行速度を調節するアレです。車で言うとアクセルみたいなものですか〜? 取材メモにDCって書いているのは直流用ということかな? 自分で書いておきながらわかりません。だって取材から40日以上たってから記事起こししてるんだから忘れてるもん。¥10,000也。(26KB)


 マスコンのふたが開いて、中が見える状態になっています。この写真は帰りがけにたまたま撮影できました。マスコンの内部を見るのは浅葱も始めてです。(30KB)


 ブレーキ灯です。そうでなければ前照灯です。どっちでもいいじゃんかぁ〜 だって電車って車と違って、どちらが前か後ろか、そんなこと決まってないでしょ? Uターンできないんだから。¥3,000也。(26KB


 これは鉄道グッズとは少し違うんです。工場の業務では木工技術も必要とされるようで、普段仕事に使われる道具と技術を生かして作った花台を売っていました。御値段は忘れてしまいました。¥95だったかな〜もっと高かったかな?(お断り:花台を手に取って吟味しているオバサン2人は赤の他人です)
 ほかにも夏休みの宿題を作ることもできる木工コーナーもありました。(23KB)


 さて、事務所前広場はこれで終わります。引き続き第2部で車両機器を展示します。

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