特別展る

日清食品下関工場
1998/08/09

 下関市の北東部、瀬戸内海に面する小月(おづき)地区にカップヌードルで一世を風靡した日清食品の工場があります。世界初の即席めん「チキンラーメン」を1958(昭和33年)8月25日に発売開始したということで、日清食品はこの日を「ラーメン記念日」として毎年全国各地で様々なイベントを開催しているそうです。今年はそのチキンラーメン誕生40周年を記念して、下関工場で「ありがとう40周年・ラーメン記念日フェスタ」が開催されました。


 父を法事に送り届けてからJR山陽本線で小月に行きました。駅から徒歩10分のところに工場があります。屋上には実物の何千倍もありそうなカップヌードルのハリボテ?(実物より大きいから模型とは言えない)があり、電車からも良く見えて「あ〜家に帰ったらカップヌードル食べたいな」と思わせるものです。
 実はこの写真の直前にかなりのにわか雨がふって、浅葱カサ持ってきてないけど。(20KB)


 入り口ゲートには「入場無料」と書いてあって、貧乏な浅葱でも安心して入れるというものです。(20KB)


 入り口で案内がありました。「ただいま工場見学はたいへん込み合っておりますので、そのまま通り過ぎて先に試食コーナーの方へお進みください」 見学と言っても窓越しに中を覗くだけです。正午を回っているので試食を先にすることにしました。(26KB)


 あれ〜 試食の方も見るだけで暑くなりそうなすごい人・ひと・ヒト・・・です。込み具合は同じじゃないの?
 真っ先に浅葱がいちばん食べたかった袋入りの焼きそばの列に並ぼうとしたけど、すでに終了していました。がっかり。それにここに来て日が射してきて、先ほどの雨が蒸気に変わって、もうムンムンムレムレ状態です。暑いぃ〜
そう言いながら熱々のカップチキンラーメンを食べ(ただしそれは浅葱の自発性によるものではない)、口直しにカップヌードルカレー味を食べましたが、こんどはお湯がぬるくてめんが硬かったです。(24KB)


 試食は一応1万名さまの予定ですが、お客さんが多くても大丈夫。試食コーナーのすぐ目の前は製品倉庫になっていて、係りの人が次から次にダンボール箱を抱えて出ていきます。でも下関工場で作っているのはカップ入りめんが主体なので、やっぱり浅葱の好きな袋入り焼きそばはありません。UFO(知らない人いないと思いますけど、カップ焼きそばです)でも良いのにそれもない。シクシク(;_;) (24KB)


 即席めん発祥の地・大阪から、なにわナンバーの「チキンラーメン号」が来ました。給湯設備を備えたキッチンカーですが、この車は「ミニ」チキンラーメン担当だったようです。そんなの浅葱が食べたら一口にしかならない。(25KB)


 工場の敷地のホンの一部です。とても広々していて噴水もあって、天気の良いお昼休みには外でお弁当を広げたら気持ちよさそうだなと思いました(建物の向こう側には庭園みたいな芝生のスペースもありました)。でもお弁当は売っていなくて試してみることができないので、またもや試食コーナーにいってオリジナル味のカップヌードルをもらってきましたが、すでに2食も食べていてお腹はいっぱいだし、これまたお湯がぬるくてめんがガシガシだったので楽しい気分には浸れませんでした。それはともかく、こういうことも精神的な労働条件になるのではないでしょうか? 浅葱の職場では職員でさえ駐車スペースも満足にありません。(24KB) 


 お土産に袋入りチキンラーメンの新製品2種類と、即席めんのいろいろな話が書いてあるラーメンブックをもらいました。左はほうれん草入りで鉄分強化の「グリーンチキンラーメン」右はニンジン入りでビタミンA強化の「キャロットチキンラーメン」です。(34KB)


 どんぶりに入れて熱湯を掛けて3分でもOKですが、せっかくですので説明書きにもあったようにお鍋で1分炊いてみました。見た目の色はキャロットのほうがおいしそうですね。でも味はそれほど変わりません。ベーシックなチキンラーメンのスープにわずかの香りが付いているくらいです。目を閉じて食べたらわからないかも? (32KB)


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