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「午後は○○おもいっきりテレビ

 平成13年2月20日(火)12時〜 日本テレビ「午後は○○おもいっきりテレビ」にて当研究所の大腸がん検診が紹介されました。

以下はその時、TVをご覧になって受けられた方の検診成績です。

受診者数            3,766名

潜血検査で陽性となった人    246名(受診者の6.5%)

◆精密検査を受診した人  165人(陽性となった方の67.1%)

◆精密検査を受けて大腸癌が発見された人     28名

        (受診者の0.7%  陽性となった人の11.4%)

   [内訳] 早期癌(率)    8名(28%)

        進行癌(率)    15名(54%)

        進行度不明(率)  5名(18%)

◆大腸ポリープが発見された人         56名

        (受診者の1.5%  陽性となった人の22.8%)

   [内訳] ポリープ2個以上  15名

        ポリープ1個    41名

◆痔核       10名(陽性となった人の4.1%)

◆大腸憩室症    12名(陽性となった人の4.9%)

◆その他       2名

◆異常なし     47名(陽性となった人の19.1%)

以上の結果より、検診で潜血検査陽性であった方の3人に1人がポリープ又は癌などの病変があったことになります。

検診を受け陽性となった方は痔があるからだと自己診断せずに、ぜひ精密検査をお受けいただきたいと思います。


インターネット検診で

 当HPを御覧になり、検診を受けられた方から癌が発見されました。詳細を見る


「サンデー毎日」に掲載されました

'00.8/1発売の「サンデー毎日(8.13号)」に「知っておきたい便秘と大腸がんとの意外な関係」として記事が掲載されました。

拡大写真1(717K)

拡大写真2(660K)


第19回大腸集検研究会

 平成11年7月31日、吹田市の千里ライフサイエンスセンターにて、「第19回大腸集検研究会」が行われました。毎年夏のこの時期に東京で行われるこの会ですが、今回初めて、大阪府立成人病センターの大谷透先生が当番世話人となり大阪で行われました。例年とは少し趣が変わり、弁護士さんの医療訴訟の例も織りまぜての演題発表もあり、参加人数も例年より多く盛況な会となりました。

この会は大きな学会とは異なり、大腸集検のみについて話し合われるますので、これに携わる方には大変有意義な勉強の場となります。また演題も、毎回世話人の先生が工夫を凝らし、興味あるものとなっていますので一度出席されてみては如何でしょうか?お勧めの研究会です。次回、日程・場所等は決まり次第アップします。

プログラムはこちら


「本」ができました

大腸がん検診の本が出来ました。編著者は当研究所の藤田所長。

大腸がん検診を解りやすく書き下ろした一冊!その名も「よくわかる大腸がん検診ガイドブック」(265頁、税込み¥3,675、メディカ出版)です。

出版記念プレゼントは終了致しました。

ご応募ありがとうございました。

当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。


大腸の中は

大腸、特にS状結腸から直腸にかけては、腹部の中で前後・上下に曲がり、複雑に位置しています。大腸の長さは個人差がありますが、約1m60cm位。食べたものの停留時間は9〜48時間です。
  
 大腸の中での便は上行結腸では液状、横行結腸でドロドロのおかゆ状、下行結腸ではへどろ状s状結腸から直腸で固形となります。したがって、上行結腸〜横行結腸で「癌」から出血がある場合は便に十分混和されますが、便が固形化するs状結腸から直腸での出血は接触した便の表面のみに付着します。しかも便の表面全体に付着しているとは限らないので採便する時は便の表面をなでるようにあちこちから採る必要があります。

  


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