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[『水はわすれている そしておぼえている』最終日23日はパフォーマンス!!]  

明日4月23日は「水はわすれている そしておぼえている」の最終日。中庭でPM14:00から一時間ほど、 直片平さんと言葉を交換するパフォーマンスをする予定です。朗読とかではなく書いて交換なので静かです。 なので、気にせず遊びに来てくださいね。 ポエム・ギャラリー・カフェ「中庭ノ空」
  直片平ひろとさんとのパフォーマンス動画   23 april 2012 「交換ノート 同じ場所で別の席にいてコミュニケーションをとる、 ということを一時間、おこないました。 直片平ひろとさんは写真とパフォーマンスを続けている人です。 第10回ニパフアジアパフォーマンスアート連続展 KAWAGUCHI ART FACTORY「夜会 ― 『場』から創る」(交差する風・織りなす場−SMFアート楽座・アートバンク2010) [『水はわすれている そしておぼえている』オープニングのひとコマ風景] 4月18日 15日がオープニングパーティーでした。 「水はわすれている そしておぼえている」オープニングに来てくれた皆様、ありがとうございました! 私は展示した水に関わる言葉を朗読して、それから水の言葉を展示に引用した詩を数編朗読しました。 次ぎにオープンマイク。チラシを見て朗読ボランティアをしている若い女性二人が朗読に参加して くださった。嬉しかったです。 英語での朗読や、記憶している詩を朗読や、詩を歌ってくれたり、展示の言葉を朗読してくれたり、 素敵にユニークでした!! 3割くらい初めてお会いした方だったのも感激です。 写真はそのときのひとコマです。 展示は23日までです。 よろしくお願いします。 [『水はわすれている そしておぼえている』展示風景] 4月17日  23日までの展示が、残すこと一週間になりました。ぜひ見にきてください。 上の写真は搬入の日のものです。あたりが暗くなってきて街路樹の満開の桜が映りこむ。 窓には和紙で展示しました。店内からは裏から見ることになります。和紙は透けるので 写真の映像は幻想性を帯びてきます。  この一年、水面をたくさん撮っていたけれど、それは川や池や沼だった。水面が 気持ちに入ってきたのは、大津波のあの繰り返された映像があったからだと認識している。 海は撮りにゆかなかった。海面を撮ったら、今、自分の内側にかかえているものと違って しまう。あの映像に負けてしまう、という位相の荒い対比になってしまう。いま抱えて いる水はもっと複雑だ。災害のあの襲いかかる水を思い出したいのではないが、水を見て しまう心性を生きている。水を見てしまうのが私の今。3月11日のその後を私は生きている。 水を見ながら、乗り越えようとしているのかもしれない。水はもっと違うものだった。 もっと多義にわたってたいせつな水。言葉にさまざまな顔で現れた水。しずかな水を撮りながら 私は、奪い返そうとしていたのかもしれない。あの繰り返し襲った水の映像によって傷つけらけた 水から、水を。水が、気持ちに入ってきている。 ・ ギャラリー古藤の古藤店主のブログ で紹介されてます。 4月11日

昨日は「中庭ノ空」へ行き、詩と写真展 『水はわすれている そしておぼえている』の搬入。
桜が満開のなか、おおきな窓のガラスへの和紙の展示や、まっ白な壁への写真の展示、
そして「言葉」の展示、日が暮れるまでがんばって気持ちのよい空間になりました。一人で
展示しようと思っていたのが無謀だったとよくわかりました。店主の五十嵐倫子さんと二人でも
難しかったと思う。森岡美喜さんが手伝いにかけつけてくれたおかげできっちり展示を仕上げ
られました。ありがとー!!

◎共同通信のコラム「詩はいま」に、水田宗子著『モダニズムと〈戦後女性詩〉の展開』思潮社
河野聡子詩集『Japan Quake Map "Sapporo"によるヴァリエーション』私家版、について書きました。
地域り新聞に配信されましたらよろしくお願いします。


[お知らせ] 

詩と写真展 『水はわすれている そしておぼえている』

   主に水面の写真と、これまで詩集などに書き、
   自分の記憶からはもう沈んでしまっていた
   水に関わる言葉を引き出し、出会わせる。


4月11日から23日  IN中庭ノ空

ポエム・ギャラリー・カフェ「中庭ノ空」
*ワンドリンクオーダーお願いします。



オープニング4月15日 15:00から18:00

16:00から  北爪満喜 詩の朗読
17:00から オープンマイク
     一人5分程度でお願いします