フリスク
ミレニアムミント


カネボウフーズ


 刺 激  :★★★★
味のバランス:★★★★
ミレニアム :★★★★★★★
関連リンク
フリスクホームページ

フリスク、千年期の新色

 新作などついぞないと思って、このところコンビニの刺激物棚をチェックすることも少なくなっていたのだが、常備刺激物を補充しに立ち寄ったファミリーマートで、こんなものを発見してしまった。その名も「フリスク・ミレニアムミント」! 誰もが待ち望んでいた(誰もって、誰が?)6色目のフリスクである。
 これまでに存在が確認されているフリスクは、スペアミント(青)、ユーカリミント(緑)、ペパーミント(水色)、カシスミント(赤)、コーヒー(茶)の五種類である。このうち赤フリスクは限定販売されたのみで、茶フリスクにいたっては海外でわずかにその存在が確認されているだけだ。(詳細はこのページで確認しよう!)しかしよもやこのような隠し球があるとは思わなかった。「ミレニアムミント」なる名称から味を想像することは不可能で、いやがうえにも期待は高まる。果 たしてフリスクの名に値する刺激物なのであろうか?(値もなにも、フリスクはフリスクなんだから仕方ないんであるが。)



して、お味は?

 もし今年が1999年だったら、このフリスクはなんと呼ばれていたであろうか?世紀末ミント?(いや、それを言うなら今年だって世紀末なんだが。)ノストラミント? まあ冗談はさておき、ぶっちゃけた話、コイツは「シトラスミント」と名付けられたであろう事は想像に難くない。
 さて、考えてみるとそうなのだが(考えるまでもなく自明のことなのだが)、シトラス味のフリスクというのはこれまで存在しなかった。全くの盲点であった。ミンティアをはじめとして、シトラス味の刺激物は巷に少なくなかった。(今は無いものも多いが・・。)日本の刺激物業界においては、スペアミントやペパーミントの強烈さを避け、甘めのシトラス系を購入する層があると考えても不思議はない。初心者の入門編としては間違っていない選択であろう。
 しかしながら、この「ミレニアムミント」については少々事情が違う。入門編と思ってタカをくくるとひどい目に遭うだろう。フリスクを甘く見てはイケナイ。さすがというべきか、その刺激は青フリスクや水色フリスクに劣るものではない。シトラスゆえに甘み(というか香り?)を感じるものの、ミントとしての刺激は十分持っている。決して最強ではないが、フリスク一族の名に恥じぬ 力があると言えるだろう。



判定

 カネボウフーズが(あるいはベルギーにあると云うフリスク社(?)が)、ナニを考えてこのシトラスミントを「ミレニアム」と名付けたかは知らず、しかし、フリスクの新たな一員として迎えるには十分な資格を持っていると考えられる。「ミレニアムミント」が今年限りの限定となることなく、来年以降は「シトラスミント(橙フリスク)」として継続販売されるであろうことを予言しておけば、当たったときに自慢ができるかもしれない。
 ところで今回、ミレニアムの謎を解こうとフリスクホームページに赴いた私は、「Under construction..」という大文字に出くわして目を点にしてしまった。いつから無くなったのかは知らないが・・。カネボウフーズさん、何とかする気があるのだろうか(なさそうだなぁ。)

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